「じっちゃんの名にかけて!」でお馴染み、金田一耕助の孫・金田一一(堂本剛)が連続殺人事件を解決していく推理ドラマ。ホラー・オカルト・ゴア表現の強さや、堤幸彦の演出の奇抜さからエンタメ性が高め。何より堂本剛、ともさかりえ、古尾谷雅人のメイントリオが、シリアス/コメディの両面からみてもバランス最高🥰(148文字)
****以下ネタバレあり&乱雑文****
1995年 日テレ 毎週土曜21:00
★ストーリー★
明るくお調子者、成績もあんまり良くない、一見どこにでもいる普通の高校2年生、金田一一(きんだいち はじめ)。しかし、実はあの日本を代表する名探偵、金田一耕助の孫であり、IQ180の天才なのである。その素晴らしい推理力と真っ直ぐな正義感で、数々のオカルトチックな怪・連続殺人事件を「ジッチャンの名にかけて!」解決する高校生探偵の活躍を描く推理ドラマ。
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仕方がないのです…。
Kanacoは20年以上、堂本剛のファンなのです。
だから仕方がないのです。
【金田一少年の事件簿】のドラマは現在5代目までいるため、世代によって金田一のイメージやベスト回が変わってくると思いますが、私には初代:堂本剛の金田一一が最強で最高なのです…。
たとえ、初期の演技がちょっとオーバー気味でも…(かわいいからいいの…😂)
(でも他の方のシリーズには疎くて比較すらできないのです…😥)
ジャニーズで主役を引き継ぐドラマ【金田一少年の事件簿】。この系譜が出来上がったのは、初代の堂本剛版の人気・成功が大きく貢献したと私は勝手に思っています。
原作コミックの実写化ですが、少なくとも初期の「原作コミックの金田一少年像」はそれに一番近いと言われている堂本剛版でさえ、若干相違していたと思います。一と美雪を代々演じる人によってキャラクターの性格はやや変わっていますが、ファンの欲目で堂本剛דともさかりえ”がしっくりきます。松本潤の回も見ていましたが、やはりキャラのテイストが大きく違っていたと記憶しているので、世代によって「私の金田一」が違うのでしょうね😄✨
また、現代では規制が入ってできないであろう、子供にトラウマを植え付けるホラー・オカルト・ゴア表現(今となってはチープですが、当時の小学生には十分な刺激です)がきちんと描かれていることが、その分野が大好物だった私のような子供にはたまりませんでした。堂本剛と“ともさかりえ”の生首が見られるなんて、この作品だけだと思います…😂
その後に人気ドラマを連発する堤幸彦の出世作でもあるため、過剰なまでのカメラワークの奇抜さや、今よりも豊富だっただろう予算(第二シーズンのが多そうだったかな)の関係上、全体的にエンタメ性が高かったドラマだと思っています。
そして、「普段は間抜けで頼りない幼馴染なのに、ふとした瞬間の真剣な眼差しに目を奪われる」という三枚目と二枚目の振り幅を巧みに使い分ける堂本剛の金田一一と、少しギャル味を加えることで「しっかり者で明るい、場に軽さを生むヒロイン」だった“ともさかりえ” の七瀬美雪、「警部だが、2人を優しく見守って対等な温度で接してくれる大人」だった古尾谷雅人の剣持勇のトリオが、シリアス/コメディの両面からみてもバランスが良く、仲睦まじさを感じる組でした。
💬あの頃のドラマの、声に出して言いたい名セリフ
「じっちゃんの名にかけて!」
「謎はすべて解けた!」
そして、エンディングで流れる【ひとりじゃない】。「♪素直にココロをみせたいよ 愛する人に出会うため oh」から始まるサビ、「♪みんなひとりじゃない だからひとりじゃない…いつも…」と歌う曲は、堂本剛の柔らかな歌い方も相まって、今でも好きな、優しい雰囲気をまとう1曲です。
≪シーズン1事件簿≫
異人館村殺人事件 VS七人目のミイラ
悲恋湖殺人事件 VSジェイソン
オペラ座館殺人事件 VSファントム
秘宝島殺人事件 VS 招かれざる客
首吊り学園殺人事件 VS地獄の子守歌
首無し村殺人事件 VS首狩り武者
蝋人形城殺人事件 VSMr.レッドラム