Kamiyo

29歳のクリスマスのKamiyoのレビュー・感想・評価

29歳のクリスマス(1994年製作のドラマ)
4.2
またまた30年ぐらい前のトレンディードラマ見たさに
懐かしい。『29歳のクリスマス』 
脚本が鎌田敏夫で好きな脚本家で
”俺たちの旅”金曜日の妻たちへ” 男女7人夏物語”
昔見ていたのでドラマが懐かしく思い出す。
当時、リアルタイムで観てました。毎回楽しみで
周りも皆見ていて次の日は必ず話題になる程でしたね。

1994年にフジテレビ系で放映され大ヒットした。
向田邦子賞の伝説のドラマを改めて見てみました。
主題歌は、有名なマライアキャリーが歌う「恋人たちのクリスマス」
誰でも一度は聞いたことのある曲だと思う。
ドラマの面白さを際立ててくれています。
「古臭さは感じるけどやはり面白い」です。
男女3人の友情や恋愛、仕事などについて描かれているのですが、
3人の友情が”すごくいい”羨ましくなります。
不器用だけど、自分の気持ちに正直に生きる3人。
最後に、それぞれの幸せの形が見えて、共感できる部分もあり
そして、出演者の若さにビックリ。
30年ぐらい前なので、なんだか別人を見ているみたいで
ストーリーとは別の視点で見ても面白い。

服装や価値観など、昭和感がビンビン出ています
年齢と性別で世の中の見方が変わるという昭和の価値観丸出し。
女性だからとか○歳だからとか、日本は重要視しがちだが
昔は今よりもさらにその価値観が強かったことが分かる。
昭和のその価値観に慣れない女性は嫌な気持ちになるかもしれない。

このドラマのこの矢吹典子(山口智子)、今井彩(松下由樹)
新谷賢(柳葉敏郎)3人のかけ合いがとても面白い
本当にこの3人演技がうますぎ!
3人以外でも、木佐裕之(仲村トオル)、上越香奈(水野真紀)
深沢真穂(稲森いずみ)などが出ている豪華なドラマだったなぁ。

第1話から「元彼の子供が出来てるかも?」とか「妊娠検査薬」の話とか衝撃的な話の内容からスタートして、
ハラハラもしたり、ドキドキもしたり
彩と典子の男勝りなガールズトークは、今みてもクスッと笑ったり
男女を越えた友情も、とっても羨ましいのです。
典子・彩・賢の3人の掛け合いがいつも楽しい。
こんなルームシェアだったら楽しいなって思う。
掛け合いに昭和感が漂うこともありますが
それが逆にほっこりします。
Kamiyo

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