だいぶ前の古い作品だけど、名作は色褪せないってこういうことかと納得するような出来でした。見応えありすぎて見終わってからもロスになってます。
ハ・ジウォン演じるスンニャンが生きるために男として過ごし、高麗の貢女となり、宮廷で皇后まで上り詰めていく様は圧巻。ヨンチョルとタナシルリ親子に何度やられても立ち向かう姿はちょっと見習いたい😅皇后タナシルリは今までに見たことないくらい陰険で嫌な奴だったけど、死ぬほど大嫌いをまったく隠さないところは褒めたいくらい。次の皇后のバヤンフトもなかなか嫌味のある奴だったけど、タナシルリほどではなかったね😂
ヨム・ビョンスも最後の最後まで…でもあの死に様は印象的すぎて拍手したいほどでした。敵と味方が入れ替わりすぎてそれもまた史劇の醍醐味で面白かったし、メバク商会の黒幕が分かってからも、お前かーーー！！！となったり。
ワン・ユとスンニャン、いつの間にそんなに深く愛し合ってたの？という序盤あまり描かれてない部分が後半目立ったけど、すれ違い様に視線を絡ませて涙する姿は愛だね…。対してタファン陛下はスンニャンへの執着がちょっと疲れた。けども、彼女を守るために毒を飲み続けていく最期は本物の愛だった。「心から愛しています」と言ったスンニャンも本当に本心だったのではないかな🥲陛下演じるチ・チャンウクはあんなに弱くて怖がりで人に縋ってばかりだったのに、権力を得て自信がつき、更に酒に溺れて壊れて行く姿を演じているのは素晴らしかった！
自尊心を失わず誇りを持って進み続けるスンニャン、そんな彼女を一心に思い守り闘い続けるワン・ユ、スンニャンを愛し嫉妬に駆られながらも孤独から抜け出せずにいた陛下。
51話と長い物語の中でも色々とシーンが蘇ってくるのが凄い。
ピョルの一件も泣きました！あー、、、
あと大好きだったタルタル殿！序盤はペガンの部下くらいにしか見てなかったのに途中から気になって気になって仕方なかった存在感ありすぎなタルタル。この人もまた信念を曲げず、物事を客観的に冷静に見ている姿がとても素敵でした💓ペガンとの最期は泣いた…。そんな私の大好きなタルタル殿、最期はナレ死とか悲しすぎる😭
