Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ゲーム・オブ・スローンズ 第七章: 氷と炎の歌のAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

4.9
【エロは世界を救う】

今まで独立していたそれぞれのストーリーが複雑に絡み合い極上のハーモニーを奏でている。これこそ群像劇の最終進化系だ。ドラマという媒体を超え恐らく最も成功した(名実ともに)ファンタジー映像作品として人々の記憶に、願わくば永久に、残ることだろう。

クライマックスへの盛り上げ感が半端ないって!(大迫 半端ないって!)登場人物の成長に回収された重要な伏線、想像を超えた衝撃の展開に新たな火種、、シーズン8は間違いなく今までのシーズンで最高の出来になると思う。

アメリカでは『ブレイキングバッド』の10/10を記録したS5E14の「オジマンディアス」に並ぶとも噂されている。(今作の最高評価は9.9/10のS3E9「キャスタミアの雨」やS6E9「落とし子の戦い」など)

アメリカでのシーズン8のプレミアが来年の4月頃にあるらしい。すたチャンで放送されるのは丁度1年後くらいかな?待ち遠しスギィ!


推しキャラのティリオンが活躍してて嬉しい。でもティリオンは慎重な頭脳派なので、イケイケ系のデナーリスたんとは衝突もある。そういう指導者同士の意見のぶつかり合いは見ていて楽しい。こういう演出は映画では割と珍しいが、海外ドラマでは普通なのかな。

ピーター・ベイリッシュの企み顔がマジすこ。最初の方からヴァリスよりも企み感があったが、今では企み大魔王と化している。突っ立ってにやけているだけで、とんでもない悪の大計画を練っているように見えるんだから凄いw

冥夜の守人‹ナイツウォッチ›達は字幕の''死の軍団''のことを英語で''DEAD''や''ARMY OF THE DEAD''と呼んでいるが、人によっては''WALKING DEAD''と言ったりする。ワオ!(小並感)



「常にあらゆる戦を想定するのです。全員が敵、あるいは全員が味方。考え得る全ての筋書きを心で試すのです。そうすれば驚きません。すべて見覚えのある筋書きになります。」
-ピーター・ベイリッシュ

「私が真に尽くす相手は王や女王ではなく民衆です」
-ヴァリス

「古の賢者が言いました。''信じたいものを信じるな''」
-ティリオン・ラニスター