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ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記のsukeのレビュー・感想・評価

4.5
一族、部族など様々な集団と、さらに個人が王の座を巡り謀略、政略などを張り巡らせ、各々の信念の元に動くドラマ。さらにその裏でダークファンタジーの設定が動き出す。
初めからトップギアで平気で出てきていない人物、歴史を最小限の説明で繰り広げ、怒涛の集団や個人の物語を編み込みながら進む脚本は、顔と名前が一致したり覚えていたりしないと完全に置いていかれるが、そこを抑えると過去描写のない現在進行系のフィクションの世界で歴史や文化、人物やストーリー上のミステリーなどものすごい奥深い楽しみ方ができる。
ライトに視聴するものではなく、集中して見るとより楽しめるドラマ。全ての登場人物や衣装美術、小道具大道具に意味があり、少しハイブローだが先が見たくなる推進力になっている。
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