このレビューはネタバレを含みます
・悪逆女帝誕生す。私サーセイ嫌いじゃないのよ。愛に満ちている故に冷酷。そのアンバランスさが面白い。次シーズンはもっと冷酷になって色々荒らして欲しい。
・正しい表現が見つからないので不謹慎に思われるかもだけど、9話の合戦場面はまさしく「人がゴミのようだ」。『ハウス・ジャック・ビルト』死体の家を思い出した。グロす。
・10話の序盤の圧倒的緊張感。ピアノとチェロの楽曲がより不安を煽る。ぷつんと糸が切れた瞬間、文字通り全てが崩壊する。
・アリアの修行、何を以て終了を認められたんだろう。というか何の為の修行だったんだろう。修行終えてからも彼女やってることって視力奪われた時と何一つ変わってないので精神的に成長したかというと微妙ですが...
・盛り上がる話もあったが酷い場面も結構多い。特に困難もなく、たった2話でジョンが生き返って前シーズンのラストなんやってんとか色々と問題はあるけど一番酷かったのは5話。個人的今シーズンワーストエピソード。お前誰だよっていう奴(森の子)によって明かされた至極どうでもいいホワイトウォーカーの"笑"撃の出自、モブのホーダーの伏線にもなってない伏線回収場面...これ物語成り立っとんのか？特にホーダーに関しては変。ホント変。何故やろうと思った？(後で日本語吹き替えで確認したら案の定無理矢理過ぎて笑った)ファンタジーというジャンルに託けて、ひょっとしてテキトーに展開広げてない？まあ、ここまで来たらもうどうでもいい。好きにしやがれ！
・リコンの存在意義を誰か教えてくだせえ。
