どぅぐ

ヴァイキング ~海の覇者たち~ シーズン6のどぅぐのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ノルウェー、スウェーデンのヴァイキングたちの生き様を描いた壮大な叙事詩がとうとう完結してしまった。
もう彼らの、血と争いと愛と生と死と神々の、心躍る物語を見れないのかと思うと少し寂しい。
けれど、終わり方がよく纏まっていて心残りはなかった。最後まで見てよかった。

数えてみたら、89話もあった。
日本の大河ドラマの倍近い数だ。
迫力と壮大さで比べたら、倍どころじゃないと個人的には思う。
一体、何カ国出てくるんだってくらい、様々な国と地域がヴァイキングと共に描かれていた。
前半は、イングランド、フランス、地中海、アラブなんかも出てきて胸が踊った覚えがある。
ラグナルが死んでからは、息子たちの人生。シルクロードから、ロシア、アイスランド、グリーンランド、最後は新大陸アメリカも出てきた。
常に冒険心が擽られたし、その過程の様々な事件も人間の本性がその都度如実に現れていて見ていて飽きなかった。
やっぱり、ヒヤヒヤしないとヴァイキングの物語じゃない!

アイヴァーは、あれほど敵キャラ枠だったのに、最後は応援しちゃうくらい好きなキャラになってた。
後半の主人公と言っても過言ではないと思う。
なんか起こしてくれるって期待していたけれど、死ぬ時は死ぬんだね。青い目はかっこよかった。

最後の最後に血のワシ来るかと思ったけど、さすがに無かったな。あれは残酷すぎて構えてしまうから、安穏な締めくくりでほっとした。
ロキとウベの組み合わせは最高だった。
どぅぐ

どぅぐ