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ウィッチャー シーズン2のYOKのレビュー・感想・評価

ウィッチャー シーズン2(2021年製作のドラマ)
3.5
シーズン1のラスト回からそのまま続いているはずなのに、唐突にシリちゃんに眉毛ができてて笑ってしまった。どうした急に、森の中でウィッチャー似合った次の瞬間、アイブローペンシルでも手に入れて眉書いたんか???可愛いなおい。

シリア役のフレイヤ・アーランがすっかり大人になって顔変わってたわぁ。眉は白いままの方が良かったなとは思うけど、エル・ファニングみたいに美しくなっちゃって…まあまあ!大きくなっちゃって…綺麗になったわねえ!!!!(親戚のおばちゃん感)

イェネファーが大変になっちゃったり、エルフとニルフガードがあれこれしてたり、ゲラルトの故郷(ゲームで見た!)が出てきたり、シリラが逞しくなってきたりと、毎話毎話が楽しい。

思ったよりゲラルトの面倒見が良くて、「驚きの法で仕方なく面倒見てるだけなだからね!ふん!」な展開かと思ってたから、あれ?全然ちげえな?って(勝手に)驚いた。

ウィッチャーになると人間らしい感情を失う的な設定があるけど、割とみんな感情ゴリゴリ出てるしゲラルトも右に同じく見えた。よっぽど魔女や魔法使いの方が感情ぶっ殺してるように見えたの私だけか?

イェネファーの先生がシーズン1よりもイェネファーに対しての感情丸出しで、お前さてはイェネファー大好きだろって感じが見て取れまくるのが個人的に好きだった。

わいの推しの吟遊詩人君がウィッチャーと再開するシーンが好きすぎる。がっ!ってハグするところで「お前らもうずっと一緒にいろよ!永遠にブロマンスしてろ!」って全人類がなると思う。私はなった。

シリラの能力が未知数で且つチート過ぎて出来ないことないんじゃね?と思う反面、年齢的なものと境遇から反抗期真っ只中みたいな態度が多いので力使いこなせてないのよね。善の道を進んでも悪の道を進んでもシリラは後の世に名を残す人物だと思う。

あと1話を残してすっかり世界観についていけなくなってしまって、半年以上の間を開けて最終話を観たのだけど、何が何だか…。

イェネファーがなかなかに欲深なんだけど、それでいてゲラルトを傷つけたくないというか、ゲラルトに嫌われたくない女らしいところがあるせいで、なんかあんまり強く見えなくなってしまってたのがちょっと残念。シーズン1くらい「私が最強」って感じであって欲しかった。

聖女で悪女なポジションのシリラがめっちゃ濃く感じたシーズンやった。シリラのせいでteamウィッチャーも揉めるし、ゲラルトとイェネファーもなんか揉めるし、吟遊詩人しか見ていて和める人がおらんの。お願い長生きして吟遊詩人。

さらにエルフだニルフガードだと種族が増えてしまって、ファンタジーと横文字に弱い私のキャパ超えまくってしまってた。

世界観や衣装やキャラクターとかは引き続き魅力的なので、活力がある時にまたシーズン1から見直したい気持ちはある。シリラの出生の秘密とゲラルトとの繋がりが知れたのがシーズン2で1番の功績だったと思う。

エルフの女王がめちゃくちゃすぎて引いた。
約束保護にして子供産んで、子供奪われた恨みから他人の子を奪って、今までのやり方ではあかん!って……えええ?って感じ。

シリラのからだ乗っ取ったやつを追い出してイェネファーに移したあと、謎のワイルドハンターの映像もよく分からんかった。え、ってかイェネファーが作って吟遊詩人がニッコニコで持ってきた薬、どうなった?せっかく作ったのに…吟遊詩人くん飲んどく???(ダメです)

だいぶ話についていけなくなってしまった感があったので、シーズン3を観るなら詳しい方の解説を読んだりなんだかんだしてから臨もうと思う次第ですん。

とりあえずシリラの反抗期が収まり、イェネファーは子供を諦め魔力を取り戻し、暴走気味のエルフの女王が落ち着いてくれることを願う。エルフの過去はなかなかきついものがあるけど、未来を見て生きてこっ☆

ヘンイチェル(過去の血?)とかいうのが来シーズンでキーになりそうだからメモっとく。
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