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ウィッチャー シーズン1のヒカルのレビュー・感想・評価

ウィッチャー シーズン1(2019年製作のドラマ)
2.5
サイバーパンク:エッジランナーズに続けてCD Project REDのファンタジーARPGが人気の小説原作からの映像化作で、こちらは実写ドラマシリーズ。ちなみに皆大好きウィチャー3は2023年に世界5000万本を突破しており、超AAAタイトルです。

ウィチャー3が洋ゲーとしては日本でもかなりヒット(100万本超)した理由はローカライズの秀逸さや沢城みゆきさん、田中敦子さんら豪華声優陣があげられますが、洋ゲーでは稀な美男美女だらけが登場することが大きな要因だと思います。勿論ストーリー、キャラクター、ゲーム性、グラフィック全てがハイレベルで、10年に1作くらいしかRPGを最後までプレイしない私が2008年のfallout3以来久しぶりにエンディング迄遊んだゲームでオススメです。(ゲームのウィチャー3は☆4.5。奇遇ですが、falloutも4/11からアマプラでドラマ始まりますね。)

ドラマシリーズの感想ですが、ゲームでもメインキャラである、ゲラルト、イェネファー、シリの3人のキャラが順に描かれており、サブキャラクターもかなり多く顔面認識力が低い私には時系列がバラバラなことも有り、今何を目的にしてるの状態、かつ最後まで数キャラについてはこいつ誰や状態で厳しかったです。ただ、きちんと丁寧には作られているので頭良い人にはひょっとすると面白い作品かもと擁護しておきます。

ゲラルトをヘンリー・カヴィルが演じていてコスプレとしても95点ぐらいで超優秀なのですが、第1話の剣戟アクションは実写超えアニメレベルの動きで超抜なものでしたので、顔面認識力や記憶力が微妙な方々は1話だけ観る事をオススメいたします。(ドラマは3シーズン作られており、ヘンリー・カヴィルは降板しますが、第4シーズン制作が決定してます)

以下シーズン1のネタバレでだいたい悪口です。









・ゲームでのイェネファーはゲーム史上最も美しく最も強く最も怖い女性キャラでしたが、本作ではブサイクからスタートします。その後の展開は読めてましたが、美人度が全然足りんとガッカリしました。また、シリもゲームでは日本人大好きの銀髪キャラで美しく強いのですが、本作ではブサイクな金髪のガキで萎えます。トリスもラテン系?でパッとしないキャラです。PC,多様性の時代なので仕方ないかもですが、女性キャラのキャスティングは💩です。

・尚、ゲラルトはゲームでは魔女達を取っ替え引っ替えするプレイボーイのオヤジですが、本作では真面目で陰キャなオヤジです。こんなに浮気してたらイェネファーに殺されるんじゃと心配しながらゲームをしてましたが、本作では魔女達も魅力無いし陰キャになるのも仕方ないかなと思いましたが、本作でのゲラルトのキャラとしての魅力はかなり損なわれてました。

・小説原作では無くウィチャー3準拠で世間の批判覚悟で美人キャラ揃えでアニメでも実写映画でも良いのでリブートされる事を願いつつ、本作のシーズン2を100%観ることは無いなぁーというのが正直な感想です。(デューン2は原作尊重かつ完成度高すぎなので白人酋長ものかつオールスターキャストでも絶賛されてますので、PC,多様性が必須というわけではないかと思います。)
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