シカゴ・メッド シーズン1の12の情報・感想・評価

交通事故で運び込まれた男性が自殺を試みたと信じて疑わないチャールズ医師。一見成功しているエリート弁護士だが、理想の人間を長年演じ、弱さを誰にも見せられずに抱え込んでいる彼の心を、語りかけるような巧み話術で溶かしていく。こちらまで泣きそうになった。きっとこんな苦しみを人知れず抱えてる人って多いんだろうな。 ところでいつも温厚なチャールズ医師の様子が少し違ったのは、鬱の薬を飲んでいなかったためと判明。患者に接する中で、精神科医も病んでしまうのは珍しくないことなのかな。 訴訟を起こされ、接近禁止を命じられるも、なおも患者に執着するハルステッド医師。ローズ医師の協力でカルテを盗み見したハルステッド医師は、患者に投与されているのがプラセボであると気づき、患者に明かそうと暴走する。どうしても助けたいのだろうけど、もう戦いたくない患者の意思を尊重してほしい。

PD:ボイト ファイア:ハーマン