コロナ禍でのシーズン6。防護服を着てコロナ病棟で働くエイプリルをはじめ、EDで働く面々も病棟に入る前に厳重なチェックを受けてから入るようになりました。
依存症患者の施設で医師と患者として出会ったウィルとハンナの交際は結局上手くいかず。そもそもなんでハンナに惹かれたのか視聴者もよく分からないのでは?後任のチーフ候補として少し期待をしていたものの選ばれたのはイーサンで、勤務歴が長いにも関わらず候補にすらなっていなかったことを知った失意のウィルは、心不全の治験のチームへ移ることになります。そこでまたもや重大なインシデントが発生…ウィルが引き起こした事件ではないものの、その人の身代わりとなって犠牲になるウィル。ハンナのときはすぐに上に報告したのにね…ウィルがチーフになれない理由がここにあります。
ナタリーは前回シーズンから少し接近していたマルセルと親密になります。ナタリーは美人ですが、医師としてはどうなのかと思うので、こんなにモテていることが謎すぎるキャラクターです。そんなナタリーですが、今シーズンも大暴走して医師免許剥奪レベルの騒動を起こします。トーレイ・デヴィートが今シーズンで降板なので、降板用のストーリーなのは分かっていますが、流石にちょっとなぁ〜と思う展開で、医療ドラマとして見るのは無理に感じてしまうほどです。
イーサンとエイプリルの関係は微妙なもので、イーサンから振ったにも関わらず、エイプリルをまだ愛しているため、過保護になっています。ナタリーと同じく、エイプリル役のヤヤ・ダコスタも今シーズンをもって降板です。モデル出身のヤヤ・ダコスタ、良い演技で好きでした。エイプリルはそんなに好きではありませんでしたが、別のドラマでヤヤ・ダコスタがまた見られるといいなと思います。イーサンはチーフになって、業務効率化やチーム統一に励む一方で体調を崩してしまったり大変です。軍時代の上司がシカゴメッドに転職してきますが、軍の頃と同じようにイーサンに対して上司のように振る舞い、ED内に混乱を招きます。
S・エパサ・マーカーソン演じるシャロン・グッドウィン。シカゴメッド内で数少ない正しい倫理観の持ち主です。他のドクターから苦情があれば、実の息子にも厳しく接することができるのはグッドウィンだからこそ出来ることだと思います(こんなに良い上司がいるのに、EDのドクターたちに倫理観が無いのはなぜ?)。