ワタ鍋

マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン3のワタ鍋のレビュー・感想・評価

4.8
ストーリーも音楽もデザインも、作った人のこだわりが如実に表れてる超嗜好ドラマだと思う。

個性的なキャラクターが1950年代の社会に抗ったり、逆にその世の中で一種の"諦め"を背負ってうまく生きようと奮闘する様子が描かれてる。

舞台は1950年代のニューヨークだけど、現代の日本であっても主人公と同じような痛みを負った人は多くいると思うし、そういう人は特にこのドラマを楽しめると思う。

ミッジもスージーも大好き!
スージーの「惨めな暮らしに甘んじるな」ってセリフって、いつの間にか自分の描いていた生活ではなくても、ここが自分のゴールだったのかもと腰を落ち着けてしまってる人に凄く刺さると思う。けどエイブを見てると、衝動が何もかも良い方向に向かう訳ではないし、むしろ周りの人間も巻き込む危険な行動だと言うことも理解できる。

レニー・ブルースめっちゃかっこいいなぁ…
ミッジとうまくいかないだろうか……

音楽も大好きなジャンルの音楽がずっと流れてて1日の終わりに見るのにぴったりなドラマだった
ワタ鍋

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