第二次世界大戦がはじまる1939年。ナチスに翻弄される人々が、ドイツ、ポーランド、フランス、イギリスを舞台に同時進行で話が進みます
登場人物が多いのですが、キャスティングがハマっています。全員が窮地に立たされ、ドラマティックに話が展開していきます
戦争によって人はどう変わっていくのかに焦点が当たっています
描写が丁寧でリアル、引き込まれます
ヘレン・ハント演じるナンシーは、ベルリンでラジオ放送するアメリカ人ジャーナリスト。隣に住むドイツ人一家と仲が良い。しかし一家はなぜかコソコソしている。というのも娘のヒルダは「てんかん」を患っている
ナチスは精神障害者や身体障害者の子供たちに対し「強制的な安楽死」を秘密裏に実行している......。公然の秘密......
娘を助けるため心情に反しナチスのふりをする父。ヒルダのことを密告する隣人。どちらも「ハイル・ヒトラー」と言うが意味合いがまったく異なる
このようなシーンの連続ですごく考えさせられます
内容は重いものの、映像はとても美しいです。アングルやカットですごく印象的なシーンがありました
シーズン1はすごく中途半端に終わるので先が気になります!