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World On Fireのjdのレビュー・感想・評価

World On Fire(2019年製作のドラマ)
4.2
第二次世界大戦がはじまる1939年。ナチスに翻弄される人々が、ドイツ、ポーランド、フランス、イギリスを舞台に同時進行で話が進みます

登場人物が多いのですが、キャスティングがハマっています。全員が窮地に立たされ、ドラマティックに話が展開していきます

戦争によって人はどう変わっていくのかに焦点が当たっています

描写が丁寧でリアル、引き込まれます

ヘレン・ハント演じるナンシーは、ベルリンでラジオ放送するアメリカ人ジャーナリスト。隣に住むドイツ人一家と仲が良い。しかし一家はなぜかコソコソしている。というのも娘のヒルダは「てんかん」を患っている

ナチスは精神障害者や身体障害者の子供たちに対し「強制的な安楽死」を秘密裏に実行している......。公然の秘密......

娘を助けるため心情に反しナチスのふりをする父。ヒルダのことを密告する隣人。どちらも「ハイル・ヒトラー」と言うが意味合いがまったく異なる

このようなシーンの連続ですごく考えさせられます

内容は重いものの、映像はとても美しいです。アングルやカットですごく印象的なシーンがありました

シーズン1はすごく中途半端に終わるので先が気になります!
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