このレビューはネタバレを含みます
すごい良かった。
大好きだったXOYとLINE漫画の作品を、イメージ通りのキャスティングでドラマにしてもらえて満足。
ただ、原作のミレはもっと優しい。
人には酷く言われてきたけど、自分からは人を疑わないっていうお人好しな部分をもう少し丁寧に描写してほしかった。
原作だと、途中スアに疑念を抱くシーンでも、「こんなに顔も可愛くて良くしてくれる子が悪い子なわけない」とミレだけ揺るがない鈍感さ。
スアを信じ切ってたからこそ、余計本性を知った時の落差が大きかったし、ビジュアルのせいで周囲に溶け込めず、社会を知らなかったミレが、色んなタイプの人間が社会にいると勉強して、大きく成長する部分だから、そこはもう少し原作通り進めてほしかった。
(だいぶ前に読んだから間違っているかもしれない)
人として素敵な魅力が詰まってるからこそ、ギョンソクは中学生の時からミレに好意を寄せてたのになぁーと。
ドラマのミレも素敵だったけど、優柔不断なマイナス部分ばかりが目を引いてしまって、キャラクターとしての魅力に欠けていた。
香りは目を閉じていても感じられる唯一の美。本当に素敵。
香水に対する思いとか、漫画では見えないキャラクターの心情や描写を付け足してほしかった。
ギョンソク本当にカッコ良いな。
小さい頃からチヤホヤされてきただろうに、本質を捉える目が鍛えられててすごい。
妹のライブとか国会議員のわちゃわちゃはそんなにいらなかった気がする。
ミレの服装が総じてダサくて、そこも含めて抜群ではないのに、ギョンソクが見極めてミレを選んでくれて良かった。
なんと言っても一番はチャウヌがイケメンすぎる。
