POWER／パワー　シーズン5のあらすじ

ニューヨーク・マンハッタンで毎晩行列ができるナイトクラブ「TRUTH」。そのオーナーのジェームズ・セントパト リック(オマリ・ハードウィック)は元来持ち合わせているカリスマ性と、誰に対してもフェアな態度でスタッフから の信頼も厚い。しかし、本当の彼の姿はニューヨークでも指折りのドラッグディーラーで、その残忍な性格は闇の世 界で通称“ゴースト”とし て恐れられていた。高校時代からの親友トミー(ジョセフ・シコラ)と巨大な麻薬カルテルを 作り上げ、麻薬取引の収益洗浄を目的としてクラブ経営を始めたが、しだいに闇社会から足を洗い、真っ当な人生を 送りたいと考えるようになる。そしてジェームズは“ゴースト”としてメキシコの麻薬密売人ロボスや、傘下の売人た ちを密かに襲撃。元ボスのカナン(50 セント)とも対決し、ドラッグゲームから足を洗ったかに見えた。クラブの新 規開店に向けて準備を進めるジェームズは、“ゴースト”の名を返上。恋人アンジェラ(リラ・ローレン)と新しい人生 を歩き出そうとするが、その生活も長くは続かない。ロボスから“ゴースト”を殺すよう命じられたトミーや、カナンと の因縁が色濃く残っていた。その後、殺人容疑で逮捕されたジェームズは、贖いのために闘い、なりたい姿と実際の姿 との間で苦闘。“ゴースト”が過去に行った選択と増大していく敵から逃れられず、事あるごとに自由と家族の安全が脅かされることになる。 最新シーズンでは、ジェームズがトミー、カナンと危険な同盟関係を結ぶところからはじまる。ジェームズはビジネスマンとして新たな高みに達するものの、娘・レイナの死を嘆き悲しみ復讐の追求によって堅気の世界の財産が破壊されそうになる。さらに、新たな敵が分からず FBI に正体を暴かれそうなほど接近。彼を葬ろうと目論む人々にも 警戒しなければならず、苦しい状況を強いられる。