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セックス・エデュケーション シーズン3のPPのレビュー・感想・評価

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いくつになっても好きな人に想いを伝えるのは緊張するし、別れた直後はこの世の終わりかと思うし、「ごめんね」の一言が一生言えないのは変わらないんだよね。
「いい年した大人が…」なんて言うけど、感情との付き合い方に年齢は関係ないのよ。引くほどダサい失敗も全然やらかすんだよ大人だって。でもそのダサいところを隠そうとするから余計話がこじれてしまうのが大人のだめなところ。
その点ではオーティスのお母さんは自分のダサいところをがんがん曝け出して、いつも息子と対等に向き合っていてかっこよかった。もちろん過干渉になるときもあるけれど、子供が自分の所有物だなんてはなから思っていないところが本当に素敵。憧れる。
あの学校の子たちはみんなたくさん失敗しているけど、失敗を有耶無耶にしない。ちゃんともう一回向き合おうとする。向き合うことで自分が恥ずかしい思いをするかもしれない、嫌われるかもしれない。それでも何回でもその扉をノックし続けるあの素直さ、誠実さを私は気づかない間になくしていた。諦めて断ち切ってしまう方がよっぽど楽だと気づいちゃったもんな〜。(もちろん断ち切ることが正しい選択のこともあるけど)
仲直りなんて言葉、久しぶりに聞いた。大人になるほど難しいよね、仲直り。昔は「ごめんね」「いいよ」で全部チャラだったのにさ。
歳を重ねながら頭と心を柔らかく保つのはきっと相当難しいのだろうけど、それでもやっぱり私はそうありたい、そうあろうと決意を固めた次第です。みんなサンキューね。

そろそろ本気でエイミーと友だちになりたくて頭抱えてるのは私だけですか?
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