率直な印象として「ヒーローもの」というよりSF特撮の毛色がこの頃は強かったのかなと。ウルトラマンの戦闘が本質じゃない回の方が多かったように思う。
しかし、光の国からやってきた彼は間違いなく地球人にとっては絶対的なヒーローだった。
ジャミラやウーの回など、イデ隊員が時に怪獣を撃退する事を躊躇する場面はとりわけ印象的。
この1960年代の頃から考えさせられるストーリーを組み込んでた先見性は凄い。
思えば、かいつまんで観てたセブンとかも初代マンと同じような印象を持ってたので、初期のウルトラシリーズはそういう不思議なヒーローの存在が前提になってるSFもの、として括れるのかも。