カトコウ

ザ・ラストシップ<サード・シーズン>のカトコウのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

前シーズンで主人公の1人と認識していた
レイチェル博士が亡くなって
同時にアメリカでの感染問題がワクチンの完成で解決をみた

そこに続くシーズン3は
世界にワクチンを広げた結果
アジアでの問題が起き、その調査に出向くことから始まる

仮想敵国が中国だったり
アジアの国々がなんとなくひとまとめというかなんというか
日本は滅んでしまった流れだけど
その結果、中国、ベトナム、日本の人間が
アジアというだけでごちゃまぜになるというのが

なんだろう直感的に違和感
ちょっとだけ考えてみると、言語も文化も主権意識というか国家としての意識も
アジアの国々って案外独立してるイメージだから
日本がたとえ政府や政治が瓦解したとしても
こうはならんやろ。と思ってしまった

あたり大味なアジア観がアメリカドラマらしいといえばそうで
ある意味安心のお味って感じ

前半はアジアでのクルーたちの奮闘を描いて
後半はアメリカの内政問題を今シーズンも描く
そのバランスがどのシーズンも均質に描かれつつ
感染症と軍艦一隻を常にテーマの中心に置くということもブレずに作られていて

安心安定の良作のまま
ただ最後にチャンドラーが凹んでしまったが
これまた次のシーズンどうなるか


01.アジアの治療薬の行方、分断された船員
02.ポンの存在、船への帰還、洋上の撃破
03.タケハヤの隠れ家、脱走の試みと失敗
04.血を求める理由、戦争と外交のバランス
05.機雷の包囲、本国の報道、身重な病の妻
06.密林の逃走行と追跡、激戦からの救出
07.タケハヤの息子と和解大統領の責と自殺
08.日本の原因を追ってポンの大量虐殺計画
09.毒を運ぶ軍艦と罠、本国の内通疑い
10.チャンドラー逮捕、ジェイコブ達と真相
11.中国艦との対決大統領脱出、クーデター
12.帰国と軍との対決、自国民の混乱
13.政府奪還、テックスの死チャンドラー苦悩
カトコウ

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