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刑事フォイル シーズン1のNMのレビュー・感想・評価

刑事フォイル シーズン1(2006年製作のドラマ)
3.0
大戦時代、英国紳士フォイル刑事が事件を淡々と捜査していく。
1回が1.5時間あり設定がしっかりしている。何だかわからないうちに解決してしまうのではなく、それに至るストーリーも丁寧で、少しずつ犯人に近づいていく。犯人は最後まで分からない作り。
一昔前の捜査なので、科学的手法は使わず足で探す。ドラマにするのにちょうど良い時代。
一話を観てみると、イギリス、飄々として保身を考えない、それでいて高い倫理観を貫く、という点で邦ドラマ「相棒」を思わせた。
こちらでもフォイルはサムという相棒を連れており、作品をスムーズに進行させる役割を担っている。
というか警察ものでたった一人で捜査する作品のほうが珍しいか。

初回はただならぬ雰囲気。
刑事フォイルの働くイギリスでは、ドイツに対する反感が日に日に強まりトラブルが頻発。
ついにある日この村に空爆が落ち、若い女性が亡くなる。
すると村に暮らすあるドイツ人女性を嫉妬と憎悪が襲う。更に第二の殺人も。
だが真相は思いがけないものだった。村人どうしのいざこざだけではなく裏でもっと大きな権力が動いている。

メモ
婦人「nothing to do for me」私が関係ないわ。
娘「" with me". nothing to do "with" me」私に。私に関係ない、でしょ。

Mail……ここでは新聞のこと。
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