NMさんの映画レビュー・感想・評価

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スパイダーマン(2002年製作の映画)

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メモ
大いなる力には、大いなる責任が伴う……古くからある諺。マーベル作品で使われたことでより一般化した。似た意味の言葉は各国にある。

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

2.8

今回もふざけた感じの作品かと思ったら、初っ端からわりと真面目な雰囲気だった。
主人公はそれなりに武術はできるが別にスーパーマンレベルではない。昔はやり手ではあったが今は引退した貴族のおじさん。そこが面
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.8

シリーズ2作目。
イギリスと言えば、スーツ、マナー、傘、王室、ウイスキー、エルトン・ジョンというわけ。
イギリスでも小柄な人に限って大きな車に乗りたがるというイメージはあるということを知った。
ある人
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.0

ぽっちゃり店主が包丁片手に大立ち回り。何も考えたくないときにおすすめ。
グロいのが苦手なので私には無理かと思ったら、終始全くリアリティがないので平気だったしとても面白かった。
この作品には、食について
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キングスマン(2015年製作の映画)

2.0

少年は父を亡くした後、つらい環境であらゆる可能性を潰され、暗い毎日を送ってきた。IQも高く運動も得意だったというのに。
ある日現れた最強のエージェントに導かれ人生が一変。
彼が挑む「キングスマン」への
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恋の骨折り損(1999年製作の映画)

2.0

若く美しいナヴァール国王。
彼と3人の学友は、3年間学業に集中し女性には会わないという誓いを立てた。
そのことは新聞にも載り、フランス王女の耳にも届いた。
彼女と友人女性3人は、領地返還を要求するため
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コヨーテ、海へ(2011年製作の映画)

2.0

佐野元春の活動30周年記念に制作されたWOWOWドラマ。音楽監修が佐野元春。『Coyote』というアルバムがあるようで、そのコンセプトが海を渡ったら、というようなテーマなのだろうか。
堤幸彦がそのアル
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

2.2

初めて観たかも。
不器用な若者たちの葛藤が描かれている。
学歴も家柄もない。仕事もないかあっても不安定。
とにかく体を動かしたい、大きな声を出したい、危ないことをしたい、夜も寝たくない、常に仲間と一緒
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タンタンの冒険旅行 ビーカー教授事件(1964年製作の映画)

2.3

タンタン自体は知っていたけどよく考えたら何者なのか今回初めて知った。
何しろ古い作品なので、今の子供も楽しめるかというと微妙だとは思う。


『タンタンの冒険』はベルギーの漫画家エルジェによるバンド・
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エゴイスト(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

良かった。
なにか知らないで観始めて、恋愛物かなと思ったらそれよりぐっと深く踏み込んでるストーリーだった。なんだこれ面白いな何ていう映画だっけ、と思って見ると『エゴイスト』だとはなんと辛辣な。
相手の
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.8

安心して観られる度 100。マリオについて何も知らない人もすぐついていける。
主要キャラがそれぞれ魅力的に描かれていて、このキャラはこんな喋り方しそうだよね、という納得感がある。
このピーチは守られる
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アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

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彼らが理想のカップルとして長らく大人気を博したことやそもそも名優であること自体も最近話題に上がっていないことに気づく。これも非常に話題になった作品のはずだが、どんなものも時が立てばまるで知る人ぞ知るも>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

実在の人物たちがモデル。
一度観ておいて損はない。恥ずかしながら韓国の歴史を知らないのでついていけるか不安だったが、これは政治に興味のない一般市民の目線で描かれているので、とても観やすかった。

マン
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SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁(2016年製作の映画)

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何も知らなくても楽しめるでしょ……と思ったらそうじゃないタイプだった。
ドラマシリーズ未視聴のまま前知識ゼロで観はじめたところ、さすがに途中で混乱。
よく分からない単語や人物名が出てきても気にかけず全
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

A級のB級映画。初めて観るタイプ。こういう映画も絶対にあっていい。
怖い系だと思っていたら全然そんなことはなく、ラストはもはや笑えるような展開に。海外レビューを見てみても、あなたが真剣にスリラーを求め
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お気にめすまま(1992年製作の映画)

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シェイクスピアの『お気に召すまま(As you like it)』ではない。
原題は『Man trouble』。ロスが舞台のコメディ。92年作。

ラヴレース(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

「出会った当初はとても紳士的で優しかったし魅力的だったんです」

普通の女性だったリンダが、どうしてポルノ出演や売春までさせられるに至ってしまったかを描く。
前半は、なんであのリンダがこんな仕事元気に
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ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

「この歳になるとな 許せることと許せないことがの違いがくっきり明確になるんだよ」

主演バート・レイノルズ自身をモデルに作られた映画なので彼のファンにお薦め。
それと、老いという現実に直面し疲れている
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.4

猛獣と密室二人きり大ピンチなB級映画みたいなものだと思ってた。違った。もっと早く観れば良かった。面白い。

ある青年のユニークな半生が語られていき、その中でメイン且つ人生の転機となった事件がトラと暮ら
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見えざる手のある風景(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても面白い。ストーリーもジョークも。

キャンベル家での意識の差が印象的だった。
アダムは人生や命というよりも今日自分らしく生きることを重要視している。この先どうなろうと今ムカつくことに我慢がならな
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セラヴィ!(2017年製作の映画)

2.2

仕事に真剣だが気が短いベテランのウェディングプランナー。他のスタッフたちも、新郎新婦もその客もみな自由で個性的でクセが強い。
準備しているときからトラブルの連続、果たして本番はどうなってしまうのか……
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ノー・グッド・シングス(2002年製作の映画)

2.5

短編小説が原作。
サスペンス・スリラーとあるがほとんど怖くはない。落ち着いて観られるほど。
物語のきっかけ部分が一番面白かった感じはある。
もう少し深い心理戦があっても良かったかも。
ミラもとても綺麗
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真実(2019年製作の映画)

3.0

頑固な仕事人間の女優と、翻弄されてきたその娘。
母はあまり相手の気持ちを考えず、傷つけようともかまわず意見を言う性格。褒めたり労ったりはあまりしない。
幼い頃に既に関係がこじれたまま月日が経ち、関係は
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

そこは奇妙なレストラン。主人公はこの状況から脱することができるのか。

コメディとして観るべき映画。
危機的状況にはなるが圧倒的に現実離れしているので、ホラーが苦手な私でも怖くなかった。そうはならんや
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ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.7

『ボエーム』をベースにはしているが別に知らない人でも観られる。
オペラの『ラ・ボエーム』の映画版ではないので別に誰も歌わない。
アキ・カウリスマキのなかでもかなり好きな作品だった。

パリの生活状況は
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五線譜のラブレター DE-LOVELY(2004年製作の映画)

3.7

大人の悲哀を描くしっとりしたミュージカル映画。
『ナイト・アンド・デイ』等で知られるアメリカの作曲家コール・ポーターの人生を描く。
ミュージカル形式だが、頻繁にみんなで歌いだしハイテンションで騒ぐよう
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いのちの朝(1961年製作の映画)

2.2

細かいことが色々と勉強になる。
こういう映画を残しておいてくれた当時の人々に感謝。

初老の頑固で売れない画家の男とそれを支える周囲の物語。

三井生命全面協力で驚く。ヒロインがそこの社員であり、講習
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.6

ベトナムのごく小さな村を蹂躙するシーンが最も辛く、本作の見どころの一つ。
男は真っ先に殺され、障害者は拷問ののち殺され、少女たちは暴行されたのち殺される。
泣き叫びひたすら無実を訴えても、敵軍は聞いて
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シング・フォー・ミー、ライル(2022年製作の映画)

2.5

メモ

吹替
ヘクター 石丸幹二
ライル 大泉洋

Ten tiny typists tripped through the tunnel.

アメリカン・ハッスル(2013年製作の映画)

2.7

人は自分をも騙す 
自分を説得して欲しくもないものを買い飾り立てる
醜い真実を見ないで済むように

女優陣に惹かれた。
イーディスの、眼の前にすると抗えない魅力。
ロザリンは屁理屈だし自分の瑕疵だろう
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ大衆車ナンバーワンのフォード社と、憧れスポーツカーブランドであるイタリアのフェラーリ社が、お互いのプライドをかけル・マンで対決する、歴史に残る戦いを映画化。
対決に至るまでの経緯が面白い。スポ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

英題のAnoter round? とは、もう一杯どう?という意味。
原題のDrukは暴飲、無茶な飲酒、一気に飲んでわっと騒ぐ飲み方。

デンマークのお国事情が知れる作品で興味深かった。それを踏まえない
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サラウンデッド(2023年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

最初はすごく重くて深刻なストーリーかと思ったがそんなことはなく、飽きずに一気に観られる。
強くて孤高の女性ヒーロー。
起承転結がはっきりしていて漫画のように読みやすい。
謎の多い始まりで、これからどん
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.5

回想シーンの表現がとても良かった。気取りがなくてシンプルだけど、いつも画面が青が強調されてきらきらと輝いている。深く入り込んでしまい、現在のシーンに引き戻されるとお預けをくらった気分になった。
きっと
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.5

全くこの世はどいつもこいつもバカばかり、ロープを買ってさっさと妻のもとへ逝くべきだ。
しかし彼の計画はいつも邪魔が入ってしまい……。

『幸せなひとりぼっち』というスウェーデンの小説が原作。同名の映画
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モン・パリ(1973年製作の映画)

2.8

ある日男性が妊娠、やがて各地でも報告が相次ぐ。
その夫婦は一躍有名人となり収入も増え順風満帆。社会は真の男女平等へ。
だが妊夫にとって最大の悲劇が訪れる……。

軽めのコメディではあるが意外と社会問題
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