KRさんの映画レビュー・感想・評価

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内容と感想と知った知識などをつらつらとメモ。

映画(290)
ドラマ(8)
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アナザー・ハッピー・デイ ふぞろいな家族たち(2011年製作の映画)

3.3

勝手に、めちゃくちゃな家族が最後にまとまる話だろうと思っていたらとんでもない。とても重い、あまり救いのないストーリー。
ほぼ全編、悲しい。
だが、家族や親戚に悩んでいる人にぜひお薦めしたい。

母リン
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

2.5

今回も、FBIの顔となったハートと、それを良く思わない立場の人たちが対立し入り乱れる。

サンドラ・ブロックは、このシリーズははっちゃけた喋り方だが、声はとても大人っぽく落ち着いた声であることに気付い
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.0

原題:『Ich seh Ich seh 』(見ている、見ている)の意味が気になりながら観る。

ルーカスとエリアスの双子は芸名と同じ役名で出演。美少年。

母を見たときの双子の反応がリアルで好みだった
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深夜食堂(2015年製作の映画)

2.8

始めの小林薫の独白が、アナウンスのようで出来過ぎの感はある。絵本を読み聞かせるような。すぐ慣れるが。
これはわざとそうしたのかもしれない。
複雑な深みのある物語、というよりは、割りとコメディチックな作
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トースト 〜幸せになるためのレシピ〜(2010年製作の映画)

3.2

子どもが主人公のほっこりハートフルストーリーかと思いきや全然違う。とても重い。

ナイジェル・スレーターの自伝本がもと。著名料理家で、Twitterのフォロワーは42万人超。シンプル、ナチュラルな作風
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危険なメソッド(2011年製作の映画)

3.0

まず冒頭の、ザビーナの激しく痛々しい様子が見事。
一体彼女に何があったのか、恐ろしい目にあったに違いない、かわいそうに、と考える。
ところがそれだけの話ではない。

確かに幼児期に親から頻繁にぶたれた
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スリーピング ビューティー 禁断の悦び(2011年製作の映画)

2.6

ヒロインは奨学金の返済や家賃等支払いでカツカツ。簡単な事務作業や、普通のレストランのバイトもしているが、さらに治験のバイトもしていて、かなり通い慣れた様子。
また、金のためなら誰とでも寝る。

さらに
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美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.3

まず風景の美しさ、壮大さに圧倒される。
あまり美しいので、これはこの後の崩壊と対比させるためかと予感すらする。
いくつもの伏線が隠してあって、観るとそれに翻弄される。

彼らの複雑な愛情は、どう捉えて
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デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.3

女性捜査官がミスコンに潜入、とかいう設定が気に食わなかったが、観たら止まらなかった。

ミスコンもといスカラシップというものに、旧時代的、女性蔑視という考えを持っている人こそ、面白く観られると思う。
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二重生活(2016年製作の映画)

2.0

取り敢えず、先生としては0点である。様々な人、自分自身の人生をめちゃくちゃにした。
この後、幸せになれた人は1人でもいるのだろうか。

素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.0

ストーリーは荒唐無稽なコメディ。まじめに捉えてしまうと、嘘つきだし、動物虐待ということにもなりかねない。マンガか絵本を読むような気持ちで観るのが良いと思う。そんな馬鹿な、というかなり無茶苦茶な設定。>>続きを読む

劇場版ミッフィー どうぶつえんで宝さがし(2013年製作の映画)

-

うさぎの家族が動物園に行くという、全員動物なのにという不思議な提題。

そしてくまの職員から「(ミッフィー一家が飼っている)犬は入れません。」と言われるという、何ともシュールな展開。
この飼い犬だけは
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.3

3度目の鑑賞。

写真だけでしか知らない相手に嫁いだエイダ。幼い娘も一緒。
その地は未開拓で、いるのは原住民たちと、夫とその親戚のみ。

荒波を越え、船の着いた浜辺に着いたエイダと娘。
やっと迎えに来
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カプチーノはお熱いうちに(2014年製作の映画)

3.3

明るそうな邦題からは想像もつかない、深さと重みのある複雑な作品。

イタリア映画のお家芸と言っても良い、差別や偏見が前半のテーマ。

移民や女性や同性愛者や金持ちなどあらゆる方向に差別的な言動をする、
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

-

※まだ途中

「人に釣られない奔放な魚が、川で一番になる」。

ファンタジー映画。だが色々示唆に富むセリフがある。

金の指輪、川、とワーグナーのリングを連想させるがあまり関係ないようだ。
『白鯨』と
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黒い家(1999年製作の映画)

2.6

保険会社に勤める、真面目で、どちらかというと気の弱い主役・若槻。
ある日おかしな電話を受けて以来、妙な家庭と関わってしまい、彼の恐ろしい日々が始まる。

みんなやりたい放題の演技で爽快。
一応怖い話だ
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中国の植物学者の娘たち(2005年製作の映画)

3.3

最初に出てくるのはリー・ミンだが、あとは植物園の娘アンのほうがメイン。
美少女二人が山奥できゃっきゃする楽しい話なのかと思いきや、とんでもなく重いストーリーだった。それに少女ではなく大人だった。

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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

3.7

家族の中で英語が話せないのは自分だけ。
外の世界を知らない専業主婦で、近所に手料理の販売をしている。それすらも夫は良い顔をしない。
家族は悪気はないものの、彼女のことを何もできないかのように接する。そ
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隠し剣 鬼の爪(2004年製作の映画)

3.0

意外。持っていたイメージとは全然違う作品だった。
硬派な武士を描いていはいるが、それ以上に、主人公と、その女中の微妙な距離感と固い絆が多くを占めている。山田洋次監督。

恋愛物が好きな方にお薦め。
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日輪の遺産(2010年製作の映画)

2.6

元在日アメリカ軍司令、マイケル・エツオ・イガラシの家。
日系二世で、マッカーサーが来日した際に通訳をした人物。
センスの良い家で、不自由ない余生を送っているように見えるが、何か過去があるらしく、記者か
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とらわれて夏(2013年製作の映画)

3.6

オープニングがまず最高。これだけで十分ショートストーリーにできそう。

少年ヘンリーの両親が離婚、父はさっさと再婚。
母アデルと二人で暮らすが彼女は沈んだまま。
それは「父を失ったことではなく、愛を失
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悪い女(2011年製作の映画)

3.8

冒頭、どこかから脱走したらしい馬が、車に轢かれる強烈なシーン。これが一体なにを暗喩するものなのか、分からないまま本編が始まる。ただ少なくても不穏な結果は予想させる。

男女が、錆びたサイロの影に立ち服
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欲動(2014年製作の映画)

2.0

バリの雰囲気が美しい。バリの観光PR映画でも通用する。
もちろん日本人たちが住み、観光に来る程度の場所だから、綺麗な建物でメンテナンスも行き届いており、他の景色も美しい空や緑、海ぐらいしか映されない。
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.8

既に日本は相当負けが込み、口にはしないが軍も役人もそれを感じ取っている者は多い。
関東大震災、二度の原爆、その上ポツダム宣言受諾の要求と、もう猶予はない。
天皇陛下はじめ和平の道を模索する者たちと、あ
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出撃(1964年製作の映画)

3.0

特攻隊として出発した仲間のうち、機体の故障により川道と桐原が帰ってきた。

死んだら靖国で会おうと約束したのに。妹は血書で手紙を送ってくれたのに。恋人は覚悟の上で結婚し、見送ってくれたのに。
自分一人
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WINDS OF GOD ウィンズ・オブ・ゴッド(1995年製作の映画)

3.5

今井が書いた戯曲がもとで、各賞受賞、各国で上演ののち、小説化、ドラマ化、映画化となった。

売れない漫才師で軽薄な性格の男・誠が、相方で弟分の金太とともに交通事故に遭い、なぜか平成から戦時中にタイムス
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半落ち(2003年製作の映画)

3.3

アルツハイマー認知症の妻に頼まれて3日前に殺したと、警部の梶が自首してきた。
しかし、殺害自体は認めるもののその後自首までに空白の二日間がある。それについてはなぜか一切口を閉ざしており、「完落ち」では
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最高の人生のつくり方/最高の人生の描き方(2014年製作の映画)

3.0

何も考えずただ楽しい映画を観たいときに最適。
ただジャンキーの親や熟年のセックス問題、リアルな出産シーンなどは扱うので、家族で観るときは注意。別に暗くなる場面はほぼない。

子役が可愛くて、寝顔や泣
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女ともだち(1956年製作の映画)

3.8

「他人との関係の中で生きていくしかないの」

ローマでは忙しく働いてきたクレリア。支店開設のため訪れたトリノで面倒に巻き込まれるが、友人が欲しいという思いもあり色々と協力するように。しかしその友情と恋
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ボヴァリー夫人とパン屋(2014年製作の映画)

2.0

ノルマンディーの田舎でパン屋を営む熟年夫婦。イギリスからボヴァリー夫婦が越してくる。『ボヴァリー夫人』が大好きな主人公はそれに運命めいたものを感じ、若い夫人の虜になってしまう。

『ボヴァリー夫人』は
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グッバイ・ゴダール!(2017年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

大スターのゴダールと結婚した20歳のアンヌ。そのハードな結婚生活を、暗くならずに明るくおかしく、おしゃれに描く。

ゴダールと結婚なんて素敵だろうなと思いきやとんでもない。
確かに刺激には事欠かないが
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恋のモンマルトル(1975年製作の映画)

3.0

悪くなかった。
これは当たりか、はずれか……と心配しながら観ていたが、後半は意外とじっくり観てしまった。

原題を日本語に訳すならチョメチョメだなと思った。

金銭的にも精神的にもハードな状況の人々が
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ジャンヌ・ダルク(1999年製作の映画)

3.5

辛酸を舐めている時代のフランスに、突如現れた少女の物語。

宗教作品というより、脚色やエンタメ要素がふんだんなのでむしろクリスチャン以外の方におすすめ。そこまで神秘的、宗教的ではなく、スリルのあるアク
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.2

わあ、パリも第三次世界大戦の後は焼け野原になったんだなあ。
……ん?
いやいや。もしも、の物語。
科学が進み、しかし人類の倫理が進歩しなかった未来の。

へえ、最初は静画で進めるのか、と思ったらそのま
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