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「出会った当初はとても紳士的で優しかったし魅力的だったんです」
普通の女性だったリンダが、どうしてポルノ出演や売春までさせられるに至ってしまったかを描く。
前半は、なんであのリンダがこんな仕事元気に>>続きを読む
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「この歳になるとな 許せることと許せないことがの違いがくっきり明確になるんだよ」
主演バート・レイノルズ自身をモデルに作られた映画なので彼のファンにお薦め。それと、老いという現実に直面し疲れている人>>続きを読む
猛獣と密室二人きり大ピンチなB級映画みたいなものだと思ってた。違った。もっと早く観れば良かった。面白い。
ある青年のユニークな半生が語られていき、その中でメイン且つ人生の転機となった事件がトラと暮ら>>続きを読む
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とても面白い。ストーリーもジョークも。
キャンベル家での意識の差が印象的だった。
アダムは人生や命というよりも今日自分らしく生きることを重要視している。この先どうなろうと今ムカつくことに我慢がならな>>続きを読む
仕事に真剣だが気が短いベテランのウェディングプランナー。他のスタッフたちも、新郎新婦もその客もみな自由で個性的でクセが強い。
準備しているときからトラブルの連続、果たして本番はどうなってしまうのか……>>続きを読む
短編小説が原作。
サスペンス・スリラーとあるがほとんど怖くはない。落ち着いて観られるほど。
物語のきっかけ部分が一番面白かった感じはある。
もう少し深い心理戦があっても良かったかも。
ミラもとても綺麗>>続きを読む
頑固な仕事人間の女優と、翻弄されてきたその娘。
母はあまり相手の気持ちを考えず、傷つけようともかまわず意見を言う性格。褒めたり労ったりはあまりしない。
幼い頃に既に関係がこじれたまま月日が経ち、関係は>>続きを読む
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そこは奇妙なレストラン。主人公はこの状況から脱することができるのか。
コメディとして観るべき映画。
危機的状況にはなるがおかしな要素がずっとあり圧倒的に現実離れしているので、ホラー系が嫌いな私でも怖>>続きを読む
『ボエーム』をベースにはしているが別に知らない人でも観られる。
オペラの『ラ・ボエーム』の映画版ではないので別に誰も歌わない。
アキ・カウリスマキのなかでもかなり好きな作品だった。
パリの生活状況は>>続きを読む
大人の悲哀を描くしっとりしたミュージカル映画。
『ナイト・アンド・デイ』等で知られるアメリカの作曲家コール・ポーターの人生を描く。
ミュージカル形式だが、頻繁にみんなで歌いだしハイテンションで騒ぐよう>>続きを読む
細かいことが色々と勉強になる。
こういう映画を残しておいてくれた当時の人々に感謝。
初老の頑固で売れない画家の男とそれを支える周囲の物語。
三井生命全面協力で驚く。ヒロインがそこの社員であり、講習>>続きを読む
ベトナムのごく小さな村を蹂躙するシーンが最も辛く、本作の見どころの一つ。
男は真っ先に殺され、障害者は拷問ののち殺され、少女たちは暴行されたのち殺される。
泣き叫び、ひたすら無実を訴えるが、敵軍は聞い>>続きを読む
メモ
吹替
ヘクター 石丸幹二
ライル 大泉洋
Ten tiny typists tripped through the tunnel.
人は自分をも騙す
自分を説得して欲しくもないものを買い飾り立てる
醜い真実を見ないで済むように
女優陣に惹かれた。
イーディスの、眼の前にすると抗えない魅力。
ロザリンは屁理屈だし自分の瑕疵だろう>>続きを読む
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アメリカ大衆車ナンバーワンのフォード社と、憧れスポーツカーブランドであるイタリアのフェラーリ社が、お互いのプライドをかけル・マンで対決する、歴史に残る戦いを映画化。
対決に至るまでの経緯が面白い。スポ>>続きを読む
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英題のAnoter round? とは、もう一杯どう?という意味。
原題のDrukは暴飲、無茶な飲酒、一気に飲んでわっと騒ぐ飲み方。
デンマークのお国事情が知れる作品で興味深かった。それを踏まえない>>続きを読む
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最初はすごく重くて深刻なストーリーかと思ったがそんなことはなく、飽きずに一気に観られる。
強くて孤高の女性ヒーロー。
起承転結がはっきりしていて漫画のように読みやすい。
謎の多い始まりで、これからどん>>続きを読む
この映画、回想シーンがとても良かった。気取りがなくてシンプルだけど、青が強調されてきらきら輝いている。
深く入り込んでしまい、現在のシーンに引き戻されるとお預けをくらった気分になった。
たぶんオーヴェ>>続きを読む
全くこの世はどいつもこいつもバカばかり、ロープを買ってさっさと妻のもとへ逝くべきだ。
しかし彼の計画はいつも邪魔が入ってしまい……。
『幸せなひとりぼっち』というスウェーデンの小説が原作。同名の映画>>続きを読む
ある日男性が妊娠、やがて各地でも報告が相次ぐ。
その夫婦は一躍有名人となり収入も増え順風満帆。社会は真の男女平等へ。
だが妊夫にとって最大の悲劇が訪れる……。
軽めのコメディではあるが意外と社会問題>>続きを読む
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姑のいびりや金銭的ストレスに日々さらされるビジネスマンや、犯罪しかできることがないチンピラたちと、全く違う世界にいる警察署長の対比が残酷だった。
署長の人生とて完璧ではないが、ストレスではなく自分が与>>続きを読む
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決闘裁判とは、原告と被告が決闘してその結果を真実とするシステム。
神は真実を語っているほうに味方する、という考え方。
廃止されたあとも個人間、主に貴族層において名誉を賭ける意味での決闘は続いた。
原作>>続きを読む
少年が夢をつかみ大成する物語ではなく、スタート地点に立つまでの話。
それぞれのエピソードをツギハギしてあり、全体を通底するテーマやメッセージのようなものはない。スピルバーグが子供時代を振り返ったものだ>>続きを読む
宇宙のどこか。
所長の部屋に3人のクルーが呼ばれた。
彼らの宇宙計画を阻む「クレオパトラ計画」とは何なのか、謎を解くため地球の古代エジプトへタイムワープすることに。
手塚治虫がやりたいことを全部やっ>>続きを読む
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ふとした旅が、人生における大冒険になる。
子どもたちに会いに行ってみると、聞いていたほど完璧な人生ではなさそう。
なにかおかしい、隠されている。
それは何なのか、なぜそんな接し方をされているのか、主人>>続きを読む
主演ホアキンは、『ジョーカー』を撮り終わった次にこの作品に出たそう。
振れ幅がすごい。役も作品も正反対と言える。
ジョーカー役も大変だろうが、本作はかなり普通のどこにでもいる人の役。ジョーカーほどの激>>続きを読む
移民のこと、人間の成長過程や心理など、かなり学びがある。
3時間超あるが、これが短かったらこれほど考えを巡らせることはできなかった。長くする意味のある映画。
自分が子どもだった時もこんなふうに考えては>>続きを読む
ある隔離された居住区で、女たちが集まり初めての議論を試みる。
しかしみな尊厳を粉々に傷つけられて感情が高ぶっているので、建設的な話し合いができない。一切の教育を遠ざけられてきたし、従うことが良しとされ>>続きを読む
※未視聴
メモ
パリオリンピックに来たアルジェリア選手たちがセーヌ川に花を投げ虐殺された同胞たちを追悼した、というニュースを先日見た
この作品が理解の参考になるらしい
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キラキラ系かと思ってた。音楽もいいけど何よりストーリーがおもしろい。綺麗にまとめてあるけど実際えぐい話。
夢見る三人の女性とその仲間たちが、長い時間を経て生き方を模索していく。成功のための利権争いに友>>続きを読む
歌は有名だし映画も教養のために一見してみるかと思ったが、ちょっとした子どもたちの揉め事から町全体を巻き込んだとんでもない物騒な事態に発展する、かなりおもしろいストーリー。退屈を覚悟していたのに杞憂に終>>続きを読む
集まる家族たちみんながノンストップで不毛なお喋りを続ける終始揉め続ける。ほっこりハートフル家族物語かと思ったらかなり渋い作品だった。伝わる人にだけ伝われという潔さ。
ルーマニア。家族、親族が集まる。>>続きを読む
パッと見では、庶民vsVIPたち、フランスvsイギリス、男vs女、といった対立構造に見えるものがいくつもあるが、最後まで観ると結局どれも否定していないのは比較的公平な視点に思えた。好きなものは好き、あ>>続きを読む
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ストーリーはシンプル、だけど噛めば噛むほど味が出そうな作品。
仕事もなく酒が好きな男が、逃亡犯を匿ううち生きがいにも似たものを見出すものの、やがて破綻のときが来る。
主人公の、自分に自信がなく芸術家に>>続きを読む
特にファンでもないし、三大テノールの人というぐらいの知識で鑑賞。
結果、面白かった。
よくある伝記映画とは少し違う雰囲気。
あまりに大きな才能ではあったが、ある一人の人がどう仕事と向き合い、家庭や恋人>>続きを読む
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宗教カテゴリーに入れられていることが多いようだが、観始めてみるとそれほどといった印象だった。舞台が修道院というだけ。敬遠する必要はない。
主演シドニー・ポワチエは黒人俳優として初のアカデミー賞を受賞し>>続きを読む