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マイ・ディア・ミスター ~私のおじさん~のNMのレビュー・感想・評価

3.0
一話目のみ観たところ、結構悲しい。みんながハードな状況にいる。
観ているほうも心をえぐられるような設定。
念のためメンタルの元気なときに観たほうがいいかも。
そして韓国ドラマなので一話が長い。

まだ内容はよくわからないが「おじさん」というのは別に叔父でも伯父でもなさそう。英題は『マイミスター』だし、単に年齢的に先輩とか上司とかいう意味合いなのかと思う。

韓国の生活事情がわかって面白い。といってもドラマと実際の生活は違うとは思うが。

ヒロインのジアンは借金と、寝たきりの祖母の介護のためにかなり貧乏。
食べ物はビニール袋に入ったものを買ってきていて、安そう。
基本的に一人暮らしなら自炊より買ったほうが安く済むはず。
日本で食費を削ろうと思っても例えばスーパーの半額惣菜より安いものはなかなかない。
安くて旨いものを選択できるというのは良い文化だと思う。全員が金持ちの国はないと思うので。
収入が低ければ即、借金か行政の保護を受けなくてはならない、というのは極端な社会。
日本でも、節約したい人がそれをいくらでも許されると良いと思う。

介護施設は安価なせいか、対応がひどい。
ベッドはぎゅうぎゅうで間隔がない。費用を滞納していることもみんなにダダ漏れ。
娘に捨てられたのね、と失礼な態度。

ヤバいやつに借金したようで利子しか払えていない様子。暴力も振るう。
施設費用が払えず祖母を家に引き取ったので、借金取りから守らねばならない。

ドンフン兄弟と母も収入源はほぼドンフンだけなのでギリギリ。実家の家屋もドンフンが買ってローンを返している途中。
ドンフン夫婦は冷え切っていて、彼の心は休まる場所がない。妻の不倫相手はなんとドンフンの勤務先の社長。
部下に慕われてはいるが仕事内容はハード。会社の役員闘争に皆が巻き込まれている。

清廉潔白なドンフンのもとに、匿名で商品券の束が届いた。
その現場を一人だけ見ていたヒロイン。
突然ドンフンを食事に誘い、特に会話もないまま彼女は「まっすぐ帰ってください」と言い残して別れた。
翌朝、会社の机に閉まったはずの商品券は無くなり、彼女は出勤していなかった。

実は社長一派の常務の一人が、敵対派の別の常務に送りつけたものが、間違って似た名前のドンフンの席に届いてしまったのだ。
それを聞かされた社長は、ではドンフンに収賄容疑が賭けろ、ということになり、解雇の危機。
連行されるときジアンが出勤するのを見かけたが、会話はできなかった。

ドンフンはどうなるのか。
ジアンはなぜ会社に戻ってきたのか。

結婚式は食券式。受付で何人分か聞いて食券を渡す。

職場の缶コーヒーはジョージア。
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