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北の国から '92巣立ちのsattonのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から '92巣立ち(1992年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

前後編あわせて4時間半の超大作。内容が盛りだくさんすぎます。

子どもの責任をとるために上京→誠意って何かね→大切な丸太を売り払って内緒でお金を準備、という流れは父親の温かいエピソードのようでいて、実はそのような父親の役割は既に終わっていた。子どもが巣立つことの寂しさと残酷さを見せつけられます。
しかし、それで終わるのではなく、最後に(物語の原点とも言うべき)生きる力を感じさせてもらえたのが良かった。何かをなそうとすれば、何かが出てくるまで穴を掘り続けるしかない。

シリアスな内容が続く中、五郎さんが熊に出くわしたシーンには笑わせてもらいました。髪を逆立てた全力疾走と表情がおかしくておかしくて…。ストーリー上の必要性がわからないところもまた良いです笑。
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