チェルノブイリ原発事故の真実をドラマ化。
知っているようで知らなかったチェルノブイリの事故をよく知れる良作。一話目の事故当日の底なしの緊張感と恐怖、二話目以降の事故後の各々の人生の変化と如何にして事故処理を行ったか、またそれが非常に困難であったか。そして最終話の裁判での真実の告白。原子力に詳しくなくてもわかりやすく且つ説明口調にならずストーリーの中でわかるようになっているので勉強にもなる。
事故のリアルさと事故後の身体の変化のエグさは凄くて、どうやって撮ったのかと、様々な葛藤があったろうことは想像がつく。
テーマとして立派だと思うし、アクションでありサスペンスでありドキュメントでありヒューマン、法廷劇と少ない時間で実はエンターテイメントとして見やすい構成になっているところも素晴らしい。
映画の福島50も必ず観なければ。
あと、やはり放射能、原子力は恐ろしい。