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ワンダヴィジョンのmegurosのレビュー・感想・評価

ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)
4.0
マーベル版、ワンダ版のエンドレスエイト(涼宮ハルヒ)、あるいはビューティフルドリーマー(うる星やつら). 時代時代のホームドラマにオマージュを捧げるそのフォーマットに面白さはあったが、全9話の割に話がさほど進展しなかった印象もある。ワンダやヴィジョンのキャラクターの掘り下げも、もっと闇を表出させるべきだったのでは等と演出面の不満もなくもない。

ただ、Disney+では「ファルコン&ウィンターソルジャー」が続いて直ちにドロップされるわけで、ユニバースの新章が今後も続々と展開されていくことをも思えば十分に満足ではある。

観ていて感じたのは、映画・ドラマの製作/公開が放送局や劇場の時代からプラットフォームの時代へと移っていくその流れが、Disney+によって本格的に決してしまったということだ。新しい時代を祝福しながらも、劇場の行く末もまた気になってしまった。

※そういえば、ブラック・ウィドウは結局いつ観られるのだろうか...。
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