ひば

ホークアイのひばのレビュー・感想・評価

ホークアイ(2021年製作のドラマ)
4.5
『クリスマスキャロル』で好きな台詞、「クリスマスは善良で、人々が自由に心を解き放つ時期。身分など関係なく誰もが同じ人間だと気付く時期。だからこそ助け合うべきだと気付く時期」この日だけは犯罪者でさえ特別視する祝日という概念、日本にいるとちょっとわからなくもある。パリピの日、家族で過ごすものだから独り身は可哀想の押し付けがましさ(『恋人たちの予感』でメグライアンが12月のこと自殺シーズンって言うの好き)が若干しんどいから。家族で祝おう言ってるのに他人連れてきていいのか?とも思った文化圏の違い…まぁでも平等に起きた悲劇に対してNYはこうやっていきますとした強メンタルはクリスマス時期だからできるんだろうなとも思った突然のミュージカル。NY襲撃が911になぞらえられてることは確かだろうが実際もこんな感じなのかな。"NYは人種のるつぼ、でもロキはいらない"に笑っちゃったドラマ『ロキ』の次にこれ配信したんでしょ。あとマーベルスタジオがおそらく宗教に配慮してちょいちょい"クリスマス"ではなく"ホリデー"と表現してたのは良かった、日本も産業商品化のため文化の上澄みだけを掠めとったりせずにそういう風潮になってほしい。犬にピザをやるな。
クリント×若い女性の組み合わせはなぜかめちゃくちゃに良いということが証明されたわけだが、ローニンの件しかり結局そんなんでいいのかな。NY襲撃、ローニン、ナターシャ、ケイトまきこまれ事件…と繋がる事柄から見えてくるのは、誰かが責任を負わなければならないというのは結局残された人が「はい、わかりました」となるしかないのかなと悲しい気分になった。お前に言われたくない一番の台詞をお前から聞かねばならんこと多すぎ、お前以外からなら受け入れられそうな気もするのに。ヘイリースタインフェルドがバリタイプ君は美しいなのでもう彼女がいるだけで明るい雰囲気になるのは良い。ケイト×エレーナください今こそMCU女性同士の親友全然いない問題女性陣を醸成する前に退出させるのはやめなさいおい聞いてるか
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