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モトカレマニアのautumnのレビュー・感想・評価

モトカレマニア(2019年製作のドラマ)
3.0
〝マニア”
熱狂的な情熱を注ぐこと。
私はたぶんドラマや映画マニアかな。あることに熱中できるって思ってるよりすごく素敵なことで、好きなもの、趣味って意外と出会うのは難しい。
ゆりかは元カレマニア。元カレって、特に初恋の人との思い出ってふとした瞬間に思い出してしまうもので。それは良い思い出もその逆も。ゆりかとまこちの葛藤ってすごくよくあることで。好きだけでいいのか、やっぱり好きの先には結婚があるのか。中学生や高校生と違って〝好き”だけじゃ解決できないことは多いなぁって二十歳を超えてからすごく思う。仕事、仕事の場所、キャリア、結婚のタイミング、出産。様々な障害が大人になると現れて、別れのきっかけになってしまう。
山下さん×むぎちゃんのカップルはすごく刺さった。誇れる好きな仕事をお互いしているからこそ結婚に踏み切れない、お互い好きなのに、一緒にいたいのに仕事も恋愛も妥協できない。二人のベランダのシーン切なかった。田中みなみさん演技上手だったなぁ、そして美しい。笑
加賀さんも一見悪者に見えちゃうけどあれがきっと普通で。近くにいるってすごく大事。職場が一緒で頑張っている姿をずっとみてきたから。趣里さん素敵だった。
丸の内さくら先生の話も。あーゆー男の人を何で好きになっちゃうんだろうなって思うと恋愛って難しいなって思う笑私もがんそば読みたい!笑
まこちはなんか覇気がなくてちょくちょくイライラした所もあったけど優しくて仕事ができてかわいいまこちがやっぱりゆりかは好きなんだなぁと思う。笑
最後はよくあるラブストーリー感があったけど恋愛の綺麗な部分だけじゃなくてもやもやして切ない部分をたくさん描いてくれて素敵なドラマだった!
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