青天を衝けの40の情報・感想・評価

エピソード40
第40回 栄一、海を越えて
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あらすじ
実業の第一線を退いた栄一(吉沢亮)は、日米関係改善のため、妻・兼子(大島優子)と渡米。特別列車で全米60都市を巡り、民間外交に奔走する。しかし、道中、長年の友、伊藤博文(山崎育三郎)暗殺の知らせが飛び込む。一方、渋沢家では、篤二(泉澤祐希)が再び問題を起こし、責任を感じた栄一は苦渋の決断を下す。そんな中、慶喜の伝記の編纂(へんさん)は大詰めを迎える。栄一は慶喜(草彅剛)から意外な言葉を聞かされる。
コメント5件
グリムジョージ

グリムジョージ

2024,12,3@UNEXT
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Clary

Clary

このコメントはネタバレを含みます

慶喜が自身の口で語る伝記作りが始まる。そして慶喜の人生の終わり。 番組が終盤になってきて、友がどんどん亡くなっていく寂しさ。その中には暗殺も含まれ、まだきな臭さが残る時代だということをも感じさせる。 アメリカの移民排斥活動は知っていたけど、栄一が民の立場から奔走していたのは知らなかった。 最後の、敬三の自らのやりたい道を諦める下りは切ない。。
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skmovies

skmovies

快なり!快なりじゃ!😭
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Misaco

Misaco

栄一のアメリカでの演説シーンもいいんだけど、栄一と喜作の故郷のシーン神がかってる。一人一人目の前から消えていく悲しさがあるのに、明るさや活気に満ちた印象が残るところ、このドラマ本当にナレ死をうまく使ってる。
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moon

moon

栄一が70歳を迎えようとしてるのに、更に更に未来に向けて励む姿が、眩しく、ドラマティックに描かれていて…珠玉の名言ばかり!本当に 胸を揺さぶられ、ずっと涙が込み上げていた。 ようやく 間違いに気付いたという栄一。 「怖かったんじゃ…」戦争をする動機を そう解説する伊藤博文。その言葉は後に栄一がアメリカでのスピーチに生きて来る。69歳という高齢で3ヶ月で60箇所?!を列車で廻る?? 有り得ないくらいの猛過密スケジュール‼️それをこなした栄一は体力も有っただろうが、「アメリカを頼む」と伊藤から言われ、自らも日本の移民排斥問題を何とか解決したいという 並々ならぬ高い意志が、栄一を助けたのだろう。そして、妻の兼子の存在。彼女は 言葉は少なくとも、栄一の気持ちを汲んで常に寄り添って来たのだなぁ…アメリカを訪れた際、既に30年近くの結婚生活を送っていた。千代も素晴らしいのはもちろんだが、兼子が居たから栄一はより多くの仕事が出来たのだな…そんな事を思わせる大島優子さんの健気な兼子が、とても素敵だ…! 「ピースフル ウォー」に違和感を抱く栄一。争いとは人体の熱のようなモノ。適度なら人体を生かすが過度になると人を殺す。日本も熱過ぎず平熱を保ちたい…と言う栄一。このセリフが創作なのか分からないが、素晴らしい喩えだと思った! 伊藤博文の暗殺は どれだけ衝撃だったろう…周りが辞退を勧める中で、行ったスピーチの素晴らしさよ!!途中で原稿を置き、 「私は先日長年の友を殺されたのです」 「私は人生において実に多くの大事な友を亡くしました。互いに憎しみあっていたからでは無い。相手を知らなかったからだ。相手の考え方の違いを理解しようとしなかった。相手を知ろうとする心が有れば、無益な憎しみあいや悲劇は免れるんだ。 日本人を排除しようとする西海岸も同じです!(中略) 日本人は敵ではありません!我々はあなた方の友だ!。日本人移民は何かを奪う為に来たのではない!労働者として役に立ちたいという覚悟を持って遥々この地に来たのです!どうか、日本人を憎まないでください! 互いに目を見て心開いて手を結び、皆が幸せになる世を作る。それを世界の信条にしたいのです。 大統領は「ピースフルウォー」と仰った!しかし私は、敢えて申し上げる! 「NO War ‼️ NOWarだ!」 どうかこの心が、世界の皆に広がりますように… 感動した…‼️シビレた! この演説が史実かは分からないけれど、栄一なら確かに言ったであろう!と思わせた名演説!今の世にも十分通じる真理だ。この長い台詞を心を込めて演じた吉沢亮さんにも感動した。 廊下を掃除する黒人青年の笑顔という演出がとても粋。そして、旅の終わりに伊藤博文と同じ長州弁を話す移民家族からのお礼と花束。栄一と兼子の安らぎの表情が、アメリカ訪問の意義を感じさせた。 昭武には水連を教えていたのに、篤二には教えてなかった栄一…なるほど…栄一が外ばかり気にしていて篤二の心を考えなかった…故に、栄一は篤二を責める事はしなかった。 喜作の篤二と敬三に対する優しさは、栄一に代わって親代わりだったのかな…「周りに引け目ばかり感じさせる男(栄一)だ」喜作らしい(笑) 栄一は晩年 毎年血洗島に獅子舞を観に行ったという…獅子舞をし、喜作と幼き日を回想したシーンに胸が熱くなった…喜作、長い間、栄一達をありがとう…😂 「生きていて良かった」「話せて良かった」 「楽しかったな…」 幕末からずっと いつ死ぬべきかを考えながら生きて来た慶喜。けれど、人生の最期に「楽しかった」と振り返る事が出来たのは、辛くも生き抜いたから、そして、若き日から長年ずっと自分を慕い支えて来てくれた 「盟友」であり「理解者」であった栄一が居たから。そして、栄一にとっても 慶喜は 出会えた事で命を救われ 自分が何を成すべきかを知ることになった…大恩人。 尽未来際一緒に居てくれて感謝しておる。二人が あの河原で出会ってから50年の月日が経っていた。 「快なり!快なり!快なりじゃ‼️」そう言って満足そうに微笑む慶喜の晴々とした姿。それを見て涙ぐむ栄一。本当に素敵な慶喜の最期だった! 第一次世界大戦が始まり、栄一は日本を憂うも、政治家達の欲望は果てしない😭 そんな折、栄一は敬三に跡取りになって欲しいと懇願する。栄一には兼子との間に立派な息子が何人も居たのに、何故 敬三なんだろう?と思ったが、栄一は千代の血筋に継いで欲しかったのでは?…と思った。 「仕事は辞める事は出来ても 人間としての務めは終生辞めることは出来ないからね」 との言葉も非常に粋な台詞だった! 今回のドラマは15分拡大なだけではなくて、本当に人生をドラマティックに魅せてくれた!名シーン、名セリフがぎゅぎゅっと詰まっていて見応えも有った。最終回 どんな ぐるぐるを見せてくれるのか!楽しみ‼️そして、…😂 ※猪飼勝三郎がやけに長生きしてるな…と調べたら彼は慶喜と殆ど変わらない歳で、84歳くらいまで生きたそうな…彼も運が強い人だったのだな…
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