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青天を衝けのKのネタバレレビュー・内容・結末

青天を衝け(2021年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

受験期作品消化

大河ドラマは真田丸以来2作目。
主演が吉沢亮、イケメン大河ってんで軽率に見始めたけど、今の時代に直結していて、すごく心に残る大好きな作品になった。

彼の91歳までのドラマについてここで感想を書くのは無理だけど、敬三の語りと共に思い出された彼の人生は、かっさまのいう「みんなが嬉しいのが一番なんだで」一貫していたように思えた。幕末に理不尽なお代官に悲憤慷慨してから、昭和初期まで自分の持った違和感を解決しようと自分の足でひたすら駆け回った人生、長く生きると友や同志も多くできる分、別れも多いのは辛い。
多少脚色はあるだろうが、こんなにもたくさんの偉人と交流があったなんて全く知らなかった。(そもそも栄一のことも教科書見るまでは全く知らず)

最終回、藍畑を全力で走り栄一の青春が続いている演出がたまらない。敬三の恥ずかしくてとても言えませんはとんでもないけど笑
栄一が熱くなっているシーンが好き。でも、怒っているときや、上手くいかず涙を流すシーンもめっちゃ好き。常に全力で生きていたんだなという感じがする。


吉沢亮のすごい。
若いし、顔の良さが目立つけど、超演技が上手いことを知った。台詞の量も半端ないのに淀みないし、暑苦しくて感情むき出しの演技がハマってたからそういうのをもっと見たい。
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