大嫌いな大人を殴ったり女友達にムカついて携帯を壊して使えなくしたりちょっと気になる男の子と逃避行してみたりわざと汚い言葉を使ったり不法侵入したり自分のことをサイコパスだと思いこんで人を殺そうと企んだり、たしかに17歳の時に実現したくてもできるわけがなく妄想に留めていたことをアリッサとジェームスは代わりにすべてやってくれて、あまりに羨ましくて彼らのことが大好きになってしまった
拙い彼らは家族にまつわるトラウマを克服することもできず展開は次々と悪い方向へと向かっていくんだけどあの終わり方は「そうすることしかできなかった彼ら」の唯一の救いと希望に賭けた結末だったのだと思います
