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悪魔の弁護人・御子柴礼司〜贖罪の奏鳴曲〜のウィズのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ツダカンに見とれてストーリーが理解出来ず毎回3回ずつ見てるやつw御子柴さん、実はいい人っぽいけどそれが超絶わかりにくいがために先週に続き今週も襲われて血だらけw何で脇腹殴られて血だらけなのかと思ってたら前回の傷が開いたのかw人を殺す時の説明がリアルすぎてコワイ😱😱😱御子柴さんと稲見さんのやりとりヒリヒリ感凄い!!!御子柴は「勝てば官軍」スタイルだけど稲見さんは正しさという信念を貫くタイプで、このままではどこまでいっても交わることはないよな。御子柴さんの場合、「稲見さんを救うためにどんな手を使ってでも…」ってマジでどんな手でも使っちゃうから洒落になんないよ。そしてセリフとはいえベッキーに「過ちは一生糾弾されないといけないのかな…」って言わせるのすごいな…。なんか一瞬現実に戻ったw「…じゃぁ、どうしたら許されるの…」…見てておおぅってなったw 印象的だったのが第4話。御子柴は未成年の頃猟奇殺人を犯し、医療少年院で過ごす。稲見教官は厳しい指導ながらも御子柴を自分の息子の様に愛情を持って接してくれた。園部信一郎から御子柴礼司に改名したのもこの頃。ある日、友達の脱走を助ける為、御子柴は止めに入った稲見教官を刺して半身不随にしてしまう。そんな負い目もあり、虐待を受けている人を助ける為に殺人を犯した稲見教官を無罪にする為、国選弁護人に立候補し奔走。しかし、稲見教官は御子柴自身も意識していなかった【自分の過去の負い目の為に無罪を勝ち取ろうとしている】という気持ちを見抜き諭す。(虐待を受けている人を助ける為とはいえ、殺した相手がどんなに人間的に最悪な人だったとしても)殺人を犯したという事に対して相応の罰を受け入れて、一生償いの気持ちを持って生きていくべきだという。無罪になりたいなんてこれっぽっちも思っていない。【稲見教官のために、稲見教官を助ける為に…】と無罪を勝ち取ろうとしていた御子柴にとっては理解しがたい考えだったかも。でも御子柴自身も少年法で守られたことにより、罪を償えない苦しさは身に染みてわかっているはず。
無罪が全てじゃない。私も見ていてハッとした。…このドラマ、深夜にやってるのもったいなくないですか?もっと早い時間にやって子供にも正しさについて考えさせるべきでは?と思うけどちょっとこのドラマ内容が過激だからやっぱ早い時間に放送は難しいのかな…。とにかくこのドラマ素晴らしいので本当にたくさんの人に見て欲しい!!
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