ジョン・カーニー監督の「はじまりのうた」や「シング・ストリート」をベストムービーに入れておきながら、まだ未鑑賞だったこの作品。
やっぱり各話の終わり方がバランスよくてほんと好き。安易にハッピーエンドを見せるでもなく、大感動のフィナーレを描くでもなく、じんわりあったまる感じて終わるこのバランス。
特に気に入ったのは、エピソード1のドアマン、エピソード3の躁鬱のアンハサウェイの話、エピソード7のゲイカップルの話、そしてエピソード8後半からの怒涛の回収!
オープニングのとおり、世の中にはいろんな形の愛があって、いろんなことを抱えた人たちがいて、街に出れば自分のすぐ横を通り過ぎていってる。人生って豊かで楽しいって思わせてくれる作品。あのオープニングの写真もどうやって集めたのかな、このために撮ったのかな。
もったいないからシーズン2はゆっくりみよう。ついてないときは逆の行動で宇宙を調節できるって。よくそんな素敵な言葉、思いつくな。