主役の2人はもちろんのこと、チャン・ヒビンもチョンス兄さんもイニョン王妃も美しい❣️
目の保養にもなるドラマ。
チャン・ヒジェは丸顔でそれほど悪人顔じゃないんだけれど、これがなかなかの極悪人。
彼のしぶとさは相当なもので、何度やられてもやられっぱなしではいないところが、敵ながらあっぱれ！
一方、チャン・ムヨルはどこから見ても納得の悪人顔で、超一級の悪事を次々にやってのける。
見ててイライラしっぱなし。
愚かで笑えるのがチャン・ヒビンの母親の行動の数々。
娘のためにと思ってやることなすこと、ほとんど裏目に出てるし。
ホント、足を引っ張ることしかしてないんじゃない？
チャングムでのミン・ジョンホ役の時にファンになったチ・ジニさん、こちらではちょっとひ弱な王様役だけれど、決めるべき時はビシッと決めてくれました。
ただ、あんなにあからさまにトンイへの好意を丸出しにされては、チャン・ヒビンだってそりゃ腹も立つよね。全ては嫉妬のなせるわざ！
怒り狂っていてもなお美しいチャン・ヒビンには見惚れてしまいます。
ところどころで差しはさまれる、王様のトンイへの想いが思うように伝わらず焦るシーンでの、ハン内官の含み笑いがなんとも言えず笑いを誘います。
あと、印象深かったのが、チョンス兄さん(ぺ・スビン)。
王様を慕うトンイを見つめるその目は本当に優しくて…。
どんなに愛しく思っても決して叶わぬ想いは、「イ・サン」でのパク・テスと同じで、見ていて切なかった…。
イ・ビョンフン監督のドラマ「チャングム」「イ・サン」とこの「トンイ」の、長いものに巻かれることなく信念を貫き通す主人公の、人に対して優しく高潔な言動は、何度見ても飽きることなく感動を覚えます。
