ぱーでんねん

おちょやんのぱーでんねんのネタバレレビュー・内容・結末

おちょやん(2020年製作のドラマ)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

初めて通しで見るNHKの朝ドラ
初めの口上、登場人物のキャラが出てて面白かった。
民放のドラマでは大人になった姿を先に見せて回想で幼い頃を見せるのが主流。でも、朝ドラは時間の流れに沿って成長していくみたい。

12
「一生一回、自分がやりたいことをやるべきよ。」
13
「ちよちゃん、いっぽーん!ぽん!」のようなポップなナレーションをNHKがやるのが意外だった。
芝居の街である道頓堀で役者とお茶子の恋愛はご法度。

39
「人の苦しみがそない簡単に分かってたまるか。どんだけ知ったような口叩いても、お前の苦しみはお前にしか分からへん。それからおれは芝居すんねん。」

40
ゲコな小暮さんが自身の脚本で主演にしてあげるという約束の代わりに、ビール月間で優勝させてあげた、すごい良い話。

一回15分だけで感情移入しづらい部分が多いけど、先週の「親は子の幸せを願うもんやろ?」と「たった一人の弟なんや」の二週、コメディ要素もあって重すぎず、面白い。

ほげた≒くちごたえ

65話
主演がこの2人の時点でこうなるだろうと予想は付いてたけど、分かってた上で、よかった。
2人が打ち解けあっていく部分は最小限見せながら、恋仲に落ちておく部分はなし。ここを見せてたら、千代らしさもなくなってただろうから、なくて良かったんだと思う。

72話
「あいつのこと、憎いやとか、嫌いやとかそんなんとっくに通り過ぎてな、心の中に妙に冷たい干からびたもんしか残ってないねん」

95話
「天海!おまえのお父ちゃんにやっと義理果たせたわ」

99.100話
千代に降りかかる試練の大きさに、何を見せたいのか、何を伝えたいのかが分からなくなった。ここからどう展開するのか楽しみ。

107話
朝からおちょやんで泣かされた。ラジオドラマ初回が終わった後、多くの人に囲まれ、褒められるシーン。千代ちゃんがこれまで苦労してたことを長期間にわたって見てきてるから、うるっときた。

113話
今週の畳み掛けがすごい。千代ちゃんの人間としての強さに感動させられる。この厚みは毎朝放送を続ける連続テレビ小説でしか出せない。