めかぽしや

太陽を抱く月のめかぽしやのレビュー・感想・評価

太陽を抱く月(2012年製作のドラマ)
4.9
韓国ドラマにハマる
きっかけになりました。
BSプレミアムで5月から始まり
本日最終回になりましたが
ネット配信で先に2巡観て
さらにBSの放送で3巡観ました。



外戚勢力が蔓延る韓国の李王朝か舞台の
架空のお話しです。
巫女とか呪いとか少しファンタジーな面もありますが2人の王子と2人の妃候補から始まるストーリーです。

兄だけど庶子の陽明君(ヤンミョングン)と弟で嫡子の世子(セジャ 王子)の
2人共にホ・ヨヌに恋をしてしまうことから始まる陽明君の切ない想い。
父王からの冷たい対応の陽明君、
2人の友が世子の側近となり
陽明君から離されてしまった寂しさ。
陽明君は常に自分の不幸を
作り笑いでごまかしています。

一方ホ・ヨヌは世子嬪
(セジャビン 妃候補)となりますが
世子との婚姻を目の前に
呪い殺されてしまいます。
ホ・ヨヌの代わりに
外戚筋のボギョンが世子嬪となります。


ホ・ヨヌが呪い殺されてから8年後に
ホ・ヨヌにそっくりな巫女が
王となった世子の前に現れてから
流れが変わってきます。
陽明君もホ・ヨヌに似ている巫女と出会い
再び恋心を抱いてしまいます。

王の側近として剣の達人のウンゴムは
言葉数は少なく王に忠誠を誓ってますが
友である陽明君との板挟みで心が揺れ動く
さまが切ない…



王と外征勢力との戦い、
その変遷と王とホ・ヨヌの
ストーリーでもあり
陽明君のストーリーでもあります。
王役のキム・スヒョンの泣き演技も
良かったし
陽明君役のチョン・イルも
とても良かったです。
でもわたしはウンゴム役の
ソン・ジェリムが1番!


素晴らしく大好きな作品ですが
少し疑問を感じることが3点あります。

まず1点目は子役の陽明君と
大人になった陽明君の役者が似てないこと。
(他の子役と大人役は似ていた)
次に巫女ウォル(ホ・ヨヌ)が受けた傷の治りが早いこと。
(あれだけの傷だから暫く動けなくて当然かと…)
最後にチャンシルの髪型。
普段のチャンシルはショートなのに
巫女の格好をすると髪の毛を結っている。
他愛ない事ですがこれさえなくせば満点でした。



本当、良い作品です。
ありがとう。
めかぽしや

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