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鉄の骨のbaysのネタバレレビュー・内容・結末

鉄の骨(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

建設業における官製談合の話であった。
入社して間もない社員が現場から業務部という入札案件を取り扱う部署へ異動する。
そこで談合に触れて様々な葛藤のなか建設業の闇を知っていく。
本作品の中では官製談合は下請けや孫請を守るためにも必要悪と述べられていたが、それは談合参加企業に競争力がなく、新規参入が出てくると戦えないくらいの体質がある甘えなのかなと思った。また、談合の調整者も業界に対しても良くないと嘆いていた。
池井戸潤の作品は描写、やり取りもリアルなんだろうなと勉強にもなり、なにより面白い。正義と悪がはっきりと出てきており、何か最後は私の好きな痛快さがあった。
ダメなことはしない。シンプルだがこの考えを持って過ごそう。
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