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ペーパー・ハウス シーズン5のpommeのネタバレレビュー・内容・結末

ペーパー・ハウス シーズン5(2021年製作のドラマ)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

完走…しました…ゼイゼイ。
大きく広げた風呂敷はきれいに畳まれました涙

本作の魅力は攻守入替えの頭脳戦は勿論のこと、登場人物たちの、人間くささの描き方だと思いました。

スペインが抱える問題や背景、文化の理解に乏しく、行動原理がわからないところもありました。
ロビンフットと喩えられていたことから、彼らは義賊、強盗した金品は貧しい庶民に分け与えられるのかな?これが動機かな?と思いきや、"家族の伝統"だと。
はっきりとは言及されていないのでなんとも言えませんが、意表を突いたとともに妙に納得しました。

立て籠った銀行からどうやって出るのか。
スペインを経済危機に陥れることなく"金"を戻す方法は。全て教授のトリックによって解決。
強盗は"成功"したのか…?そこにナイロビとトーキョーがいない。


海外の、更に英語圏ではない国の登場人物の名前って絶対訳わからなくなるので、設定とはいえ都市名なのがよかった。愛着湧きます。
特に美人トラブルメーカー愛情深い主人公級の女子が"トーキョー"なのが嬉しい。
都市名とキャラクターが合っていたなと思いました。

しばらくロスですが一推しのベルリンのスピンオフドラマを楽しみに待ちたいと思います。
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