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ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女の作品紹介

ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女のあらすじ

【テレビ東京放送作品】

ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女の原作

井上由美子

ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女の監督

西浦正記

ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女の脚本

井上由美子

『ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女』のエピソード情報

第1話

『ハラスメントゲーム 秋津vsカトクの女』に投稿された感想・評価

Benito
3.5
0
【 適度にコミカル、適度にシリアスなドラマ : スペシャル版 】

2018年放送の連続ドラマに続いて2020年1月10日放送のスペシャル版。唐沢寿明、さすが見ていて安定のキャラクター。

今回はメインゲストは仲間由紀恵演じる過重労働撲滅特別対策班(通称・カトク)の敏腕労働Gメン。そして萩原聖人演じるマルオースーパーみなとみらい店副店長、塚本高史演じるスーパーの店長、唐田えりか演じるスーパーの従業員、この3人のなかで交錯するハラスメントについてのお話。

このドラマ放送2週間後の2020年1月23日、映画「寝ても覚めても」で共演した東出昌大との不倫が文春砲で報じられた唐田えりか。奇しくもドラマと同じ窮地に被る状況となり、当事者、業界など、危機管理の脆弱さをまざまざと感じさせる事になってしまった場外?エピソードが印象的。。
『ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女:シリーズの輝きを薄めた残念なスペシャル』
2018年、テレビ東京「ドラマBiz」枠で放送された『ハラスメントゲーム』は、間違いなく快作だった。セクハラ、パワハラ、マタハラ――。ともすれば重く、説教臭くなりがちな「コンプライアンス」というテーマを、唐沢寿明演じる主人公・秋津渉の型破りなキャラクターと、井上由美子の巧みな脚本によって、痛快なヒューマンドラマへと昇華させていた。毎週、秋津がどんな機転で「クズ中の光」として問題を鮮やかに解決するのか、そのカタルシスこそがシリーズ最大の魅力だった。
だからこそ、2020年1月に放送されたスペシャル版『秋津VSカトクの女』に、多くのファンが大きな期待を寄せたのは当然のことだ。
物語は、函館店の店長を解任された(事実上の左遷)秋津が、臨時特任社員として横浜のみなとみらい店に呼び戻されるところから始まる。テーマは「働き方改革」。まさに当時の日本社会が直面していた喫緊の課題だ。みなとみらい店で起きた従業員・加納初美(唐田えりか)の投身自殺未遂事件。その背景にあるとされる副店長・中村(萩原聖人)によるパワハラ疑惑。そして、そこへ乗り込んでくる過重労働撲滅特別対策班(カトク)の「人食いザメ」、鮫島冴子(仲間由紀恵)――。
設定は申し分ない。連続ドラマ版のレギュラーキャストである高村真琴(広瀬アリス)や矢澤(古川雄輝)、脇田(髙嶋政宏)らも再集結し、まさに「待ってました」のお祭り状態だ。秋津がこの複雑に絡み合った難題をどう解きほぐし、そして「カトクの女」とどう対峙するのか。期待は最高潮に達する。
しかし、その期待は放送開始から間もなく、徐々に「戸惑い」へと変わっていった。
何よりもまず、連続ドラマ版の命であった「テンポの良さ」と「問題解決の爽快感」が、2時間近い尺の中で見事に失われていたのだ。
連続ドラマ版が優れていたのは、各話で一つのハラスメントに焦点を絞り、起承転結を明確にし、最後に秋津の「正論」と「人情」による鮮やかな解決(=カタルシス)を提示する、その構成の妙にあった。だが、本作は違う。パワハラ疑惑、過重労働問題、自殺未遂の真相、そして「カトク」との対立。これら複数の重いテーマを2時間弱に詰め込んだ結果、一つひとつの描写が散漫になり、物語の焦点がぼやけてしまった。
特に残念だったのが、タイトルの「VS」が示すはずの、秋津と鮫島の対立構造だ。仲間由紀恵が演じる鮫島は、「人食いザメ」という異名を持ち、髪をかき上げる仕草で威圧感を出すものの、そのキャラクター造形が驚くほど表面的だった。彼女がなぜそこまで過重労働を憎むのか、その背景はセリフで説明されるだけで、秋津とぶつかり合うほどの「哲学」や「信念」が伝わってこない。
視聴者が期待したのは、コンプライアンス(秋津)と働き方改革(鮫島)という、現代社会が抱える二つの「正義」が、互いの論理と人情をぶつけ合う、火花散るような対決だったはずだ。しかし、実際には鮫島は秋津にとって「乗り越えるべき障害」というより、「手続き上、面倒な人」という以上の存在感を示せず、二人の対立は驚くほど中途半端で生ぬるいものに終わってしまった。
「働き方改革」というテーマの掘り下げも浅い。過労や不正といった問題の表層をなぞるだけで、なぜそのような事態が常態化してしまうのか、その構造的な問題の核心に迫るような鋭い視点は見られない。伏線や大どんでん返しも、連続ドラマの時の「そう来たか!」という鮮やかさはなく、どこか「スペシャルドラマだから話を無理に大きくしました」という、作り手の意図が透けて見えるような、強引さと冗長さを感じてしまった。「連続ドラマのテンポが恋しい」「展開が強引」といった、シリーズファンからの失望の声が多く見られたのも、この「期待していたものとのズレ」の表れだろう。
もちろん、本作にも救いはあった。それは、主演・唐沢寿明の圧倒的な存在感だ。
秋津渉というキャラクターが持つ、軽妙なユーモア、部下への厳しくも温かい眼差し、そしていざという時に見せる正義感と人間臭い弱さ。それらを多彩な表情で完璧に表現し、散漫になりがちな物語の「軸」として、2時間近い放送時間を一人で支えきっていた。彼がいなければ、本作はさらに凡庸な作品になっていたことは間違いない。彼が部下を叱咤するシーンや、鮫島との冷静な駆け引きは、まさに円熟味の極みだった。
広瀬アリスや髙嶋政宏らレギュラー陣の再登場も、ファンサービスとしては嬉しい。しかし、彼らの活躍も連続ドラマほど際立ってはおらず、どちらかと言えば「同窓会」的な賑やかしの域を出ていなかった印象だ。
総評として、『ハラスメントゲーム 秋津VSカトクの女』は、連続ドラマ版のあの痛快さや緻密な構成、そして何より「明日も会社で頑張ろう」と思わせてくれるような熱量を期待して観ると、見事に肩透かしを食らう作品だ。
唐沢寿明の演技は文句なしに見応えがある。しかし、ストーリーの散漫さ、テーマの浅さ、そして何よりシリーズの核であった「カタルシス」の欠如が、その魅力を大きく減退させている。Filmarksの平均スコア3.4点というのも、まさにこの「まあまあ」だが「物足りない」という、複雑なファン心理を物語っているように思う。
シリーズを愛した視聴者としては、このスペシャル版で新たな感動を得るよりも、むしろ原作小説や、あの輝いていた連続ドラマ版のエピソードを再訪したくなる。そんな、ほろ苦い後味の残る一作だった。
3.5
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安定の唐沢寿明。
社内の自殺事件が実は不倫だった⁉︎
しかも演じているのが…マジですかー⁉︎
それに尽きたSP。
関西弁頑張った仲間由紀恵とかとんでいってしまいました。
ごめんなさい。