Benitoさんの映画レビュー・感想・評価

Benito

Benito

10人の泥棒たち(2012年製作の映画)

3.9

【 アジアの華麗なる泥棒たちが大暴れ 】

世界に1つしかないダイヤ '太陽の涙'をアジア最強の10人の泥棒たちが集まってカジノの金庫から強奪しようとする話。

舞台は韓国、香港、マカオ
前半のスタイ
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ベロニカとの記憶(2017年製作の映画)

4.0

【 過去の思い出は、都合よく装飾される 】

・舞台はロンドン 
・年金生活を送るバツイチ老人
・見知らぬ弁護士からの1通の手紙
・奇妙な遺品、それは手紙
・自殺した親友
・初恋の女性の記憶、そして彼
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宇宙大怪獣ドゴラ(1964年製作の映画)

3.0

【 怪獣? の出番が少ない異色特撮映画 】

「宇宙怪獣ガメラ」ならぬ「宇宙大怪獣ドゴラ」、どんな凄い着ぐるみの怪獣が現れると思ったのだけど…

本多猪四郎(監督)と円谷英二(特技監督)の組んだ特撮映
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ダンケルク(2017年製作の映画)

4.2

【 究極のシンプルさで描くサスペンス映画 】

典型的な戦争映画じゃない
サバイバルサスペンス映画

ノーラン作品には珍しく、上映時間が短く
単純なストーリーでセリフも少ない…

1940年、第2次世
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ハード・プレイ(1992年製作の映画)

4.0

【 職人ロン・シェルトン、今回はバスケ 】

舞台はL.A.ヴェニス・ビーチ。
賭けストリート・バスケットで日銭を稼ぐ白人と黒人が一獲千金を夢見て奮闘するスポーツ・コメディドラマ。

監督:ロン・シェ
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獣道(2017年製作の映画)

3.8

【 黒い青春、けものみちに生きる若者たち 】

暴力、虐待、少年犯罪、風俗、宗教
そんな題材が混沌と存在している映画

そこに登場する若者たちは
まさに逆境・獣道を生きているのだけど
それぞれが不思議
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.0

【 彼女たちのアンバランスな関係が崩れるまで 】

雑居ビルの4階
微妙な趣味の内装の部屋
女性たちが肩を寄せ合って客を待つ

伊藤沙莉の衝撃的な冒頭シーン
でも彼女が主役でもない群像劇
山田佳奈監督
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静かなるドン 後編(2023年製作の映画)

3.3

【 令和の時代の新たなアウトローの決断 】

前編から、後編に入ると空気はかなり重くなってきた。

抗争で組長の坂本(寺島進)が死んだ鬼州組内部で次期組長の座を巡って陰謀や裏切りで大混乱。若頭の沢木で
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静かなるドン 前編(2023年製作の映画)

3.7

【 令和の時代の新たなアウトローの登場 】

伊藤健太郎が演じた静かなるドン(近藤静也)、この令和版は少し新鮮。ヤクザだけでなく、半グレが絡んできたりする。そしてシリアス・ハードな部分ととぼけたような
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海を駆ける(2018年製作の映画)

4.0

【 不思議な感覚に陥る、癒しの物語 】

日本・フランス・インドネシア合作作品。

この映画は、2004年12月26日の地震と津波で16万人以上の死者・行方不明者をだしたインドネシア・スマトラ島のバン
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8月のアチェでアリさんと話す(2017年製作の映画)

3.0

【映画 「海を駆ける」と繋がる作品 】

深田監督がディーン・フジオカを主演に撮った映画「海を駆ける」に紐付いているドキュメンタリー短編作品。

2004年の大震災による津波で被害を受けたインドネシア
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いなべ(2013年製作の映画)

3.3

【 ある地方の懐かしい景色とほろ苦い物語 】

三重県いなべ市が舞台。
 (三重県最北端、人口4万人強)

地域発信型短編ドラマで吉本興業とのコラボ。ハイキングウォーキングの松田(主役)と鈴木Q太郎。
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歓待(2010年製作の映画)

3.6

【 平凡な家庭がカオスの世界になるお話 】

強烈なドラマ。
深田晃司の喜劇、カオスの世界。
気味悪さと混沌の中に笑いがある。 

そして、古舘寛治という役者の存在感。

お話は、、
町工場で小さな印
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東京人間喜劇(2008年製作の映画)

3.9

【 深田晃司監督の仕掛けた3つの小話 】

深田晃司の長編オムニバス映画(3編)。そして深田監督が所属する劇団"青年団"のメンバーでキャスティングされた作品。

1. 「白猫」ダンサーの公演のあと、彼
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ヤルタ会談オンライン(2020年製作の映画)

3.0

【 仲良くヤルタ会談、オンライン版 】

未曾有のコロナ渦で製作された深田監督の中編。これは劇団「青年団」のレパートリーである人気演劇を、オンライン形式で撮影した作品。

しかし、スターリン、チャーチ
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鳥(仮)(2016年製作の映画)

3.0

【 深田晃司監督のシュールな短編 】

2016年「淵に立つ」で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞を受賞した深田晃司監督。そして監督の特集上映「深田晃司映画まつり」(2016年11月@シ
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椅子(2001年製作の映画)

3.1

【 深田晃司監督、デビュー作は椅子が語り部 】

椅子を背負う老いた男の哀愁。
交通事故で姉を失った妹。
静かに不幸が漂う。

・監督・脚本・製作・撮影・編集・音楽を兼ねたビデオによる撮影作品

・映
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

3.5

【 ハンニバルができるまでのお話 】

ハンニバルシリーズの4作品目。
ただし時間軸では1番目にあたる作品。
そして唯一、シリーズでアンソニー・ホプキンスが出演していない作品。

第2次世界大戦末期の
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ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション(2015年製作の映画)

3.8

【 ハンガーゲーム4作目、闘えカットニス!!】  

グラディエーターのコロッセオより遥かに巨大な広場とモブ。そこを颯爽と凛々しくカットニス=ジェニファー・ローレンスが歩く。ここだけでも見応えあるシー
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ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス(2014年製作の映画)

3.7

【 ハンガーゲーム3作目、立ち上がれカットニス!!】

本国アメリカではヤング・アダルト小説の映画化という枠を超えて、いつの間にかハリウッドのブロックバスター映画になって大成功したハンガーゲームシリー
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ハンガー・ゲーム2(2013年製作の映画)

3.8

【 ハンガーゲーム2作目、再び生き延びろ!! 】

2012年の第1作目「ハンガー・ゲーム」の続編となる「ハンガー・ゲーム2」、原作本のタイトルは「ハンガー・ゲーム2 燃え広がる炎」というもので、ハン
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ハンガー・ゲーム(2012年製作の映画)

3.8

【 ハンガーゲーム1作目、生き延びろ!! 】

日本ではあまり注目されなかった映画ハンガーゲームシリーズ。でも設定も物語も結構面白い。

文明が崩壊した後の世界が舞台であること、中央集権国家と統治/搾
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カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

4.2

【 黄金の70年代パニック映画の傑作 】

この作品には70年代ならではの映画の魅力がぎっしり詰まっている。

イタリア・イギリス・西ドイツ・フランス・アメリカ資本というスケールの大きさ、70年代国際
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フリーズ・ミー(2000年製作の映画)

3.1

【 トラウマ級のサイコホラー作品 】

これはR15では済まない…
トラウマ保証のリベンジ題材の作品。

「フリーズミー」の意味が映画半ばで判るのだけど、、キャスティングが無名の俳優だったら絶対離脱し
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日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.5

【 日本列島、生き物たちの物語 】

NHK総合テレビの人気自然番組「ダーウィンが来た!」の劇場版第4弾。

15年以上にわたって撮影してきた素材から選りすぐり。日本列島でも生き物のいろんなドラマがあ
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ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合(1996年製作の映画)

3.9

【 このバカバカしさが最高なコメディ 】

エディ・マーフィーが「ビバリーヒルズ・コップ3」の2年後に出演した作品。全盛期は過ぎた時期だけど、顔芸や身体を張った演技は健在だった。80年代から90年代に
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(2023年製作の映画)

4.2

【 戦国時代の狂気の人事抗争、勃発! 】

北野武作品、久しぶりの登場。

過去作品全作観ているけど、この19作目も相変わらず面白い。しかも監督の得意な男組織の人事的抗争を描いていて「ソナチネ」「3-
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ファースト・ミッション(1985年製作の映画)

3.6

【 香港版と日本版では作りが違う作品 】

サモ・ハン・キンポーがドラマ要素重視で製作した作品。

障害を持つ兄(サモ・ハン)と警官の弟(ジャッキー)の兄弟愛と絆が描かれていて、ジャッキー作品としては
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ナポレオン(2023年製作の映画)

4.2

【 衝撃のスコット版ナポレオン 】

ルーブル美術館にある絵画「皇帝ナポレオン一世と皇妃ジョセフィーヌの戴冠」を再現して画家ダヴイッドがそれを描いている場面まで映像化しただけでもゾクゾクする。ルーブル
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

【 ゴジラ VS 民間人!! 】

世界に誇る日本のコンテンツ "ゴジラ" の傑作が生まれたと思う。

そして第1作目の1954年版「ゴジラ」に凄く近い。反戦、反核のメッセージが濃いのも同じ。当時の
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.7

【 ストップモーションアニメの極み 】

この映画は、マーケティングで製作における想像を絶する手間や苦労を前に出しているから、観る時点でそれが良くも悪くも意識してしまうところ。

それでも普通に観ると
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非常宣言(2020年製作の映画)

3.5

【 これでもか、と攻めるパニック映画 】

エンタメ性は十分あったし、ウィルスの脅威も入れて、前半は引き込まれる展開だった。陸のソン・ガンホと空のイ・ビョンホンの関わり方なんか、スター共演もあって結
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ハンコック(2008年製作の映画)

3.5

【 大物スター共演、そして意外な結末 】

ウィル・スミス40歳。2008年の主演作。アメコミでない映画オリジナルのキャラ物。

スミスは2001年のマイケル・マン「ALI」以降は演技派路線と娯楽作品
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宇宙大戦争(1959年製作の映画)

4.0

【 特撮映画はやっぱりいいね🎥 】

1954年の「ゴジラ」
1956年の「空の大怪獣 ラドン」
1957年の「地球防衛軍」
と、立て続けに特撮の礎を築いてきた本多猪四郎(本編監督)と円谷英二(特撮監
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.4

【 権威の強靭さと脆弱さについての物語 】

リディア・ター :
 世界最高峰音楽界のトップである
 ベルリンフィルの首席指揮者。
 それは絶対的権威の象徴。

 バーンスタインを師と仰ぎ
 クラウ
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劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.7

【 あきらめなければ、未来は変わる! 】

全16話の韓国ドラマをリメイクし、全10話で日本版ドラマ化、そして2時間スペシャルドラマを経て、今回の劇場版。

タイムリープ(時間跳躍)が題材のサスペンス
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