〝中学受験は父親の経済力と母親の狂気″
何をそんな大袈裟な。と思うかもしれないけど本当によく考えたら確かにそうだなと思う。
塾はやっぱりお金がかかる。入塾、毎月の月謝代だけじゃない。〜コース、夏季講習、冬季講習、勉強合宿、、、キリがないほどオプションがある。
それをやってないと周りと差がつくんじゃないか、やった方がいいに決まってると、とにかく結局全部やらせるのが塾で。
塾としてもそれが仕事で経営、営業の一つ。
だからこそやはり経済力は必要。
そして身体的、心理的なサポートも必須。
それはきっと狂気と言えるほど自分のことなんか後回しにしてただ子供の受験のためにと尽くすことが必要なのだと思う。
毎日の食事、送り迎え、八つ当たりされたときの受け止め方。不安なときの慰め。
どちらか一つでもかけたらきっと受験は成立しない。特に中学受験をする小学生にとっては。
ドラマの話を重ねるごとに、本当にそれぞれの家庭にはそれぞれの事情があって。
父親のDVに耐えながらも戦う子供もいれば、勉強させてと母親にとめられてでも勉強する子もいる。子供も子供でたたかっていて学校に居場所のない子、塾で大切な友達を作る子。
そして受験はハイレベルな学校に入ることがすべてではないことをこのドラマは伝えているんだなとも思った。
その子が何をしたいのか、どんな道に進みたいのか、そしてこの受験を経て何を得ようとしてどんな経験を積もうとしているのか。
その道へ導くのが教師であり塾講師なんだなと思った。
受験を経て本当に人って成長すると思う。
私自身も高校受験、大学受験、国家試験と受験を経験してきたけど受験をしたことによって変わったことって本当にたくさんある。
そこでできた友達は一生物だし、受験期間の経験は良くも悪くもすごく思い出に残ってる。
それは社会人になった今もとても大切な経験値であって今に活きていることだと心の底から思う。
黒木先生が誰よりも受験前に緊張して合格発表後誰よりも喜んでいる姿にグッときた。
そしてスターフィッシュの様な場所がたくさんできればいいなと思った。
そして黒木先生×さらちゃんコンビ最高
