『グリッド』ではずっと目を血走らせていたソガンジュン。彼の恋愛モノはどうなんだろう？と気になって、これを視聴してみました。
ストーリーは、ソウルで人間関係や仕事がうまくいかず疲れきったヘウォン（パクミニョン）が故郷の田舎に帰り、ウンソプ（ソガンジュン）と再会して癒やされていくという内容。
冬の設定だから枯れ木や枯れ草だらけの山が舞台だったり、雪が降ったり、DV、殺人、いじめ、病気などを扱っていることもあって、全体的にずっしりとした重みを感じる雰囲気でした。
その重さに加えパクミニョンが暗くて強気で自分勝手なのがしんどかった…😫相手に対する配慮が欠けているヘウォンの言動には「ここでそれ言う⁉️」と何度思ったことか。あまり共感できず、最後までハマれなくて残念でした。
それでも観るのをやめなかったのはウンソプの友達ジャンウ（イジェウク）と、ウンソプの妹フィ（キムファニちゃん）のおかげ。この2人が明るくて、真っ直ぐでひねくれていない性格だったことにかなり救われた。イジェウクが陽キャっていうのも珍しいし、ラブラインも可愛いくてほっこり💕これ、今まで観たイジェウクの役の中で一番好きかも😳⁉️
もう一つこのドラマで惹かれたのは朴訥としたキャラのウンソプです。底なしに優しくて、ヘウォンに悩みを打ち明けられたり愚痴られたりしても余計な言葉を発しないところが良い。黙って話を聞いて、寄り添って。いつも温かい飲み物を用意してくれる、陽だまりのような存在に私まで癒やされました。そのウンソプを演じたソガンジュンの茶色い目、ヘウォンを見つめる眼差し、可愛い寝顔、自分の想いを押しつけずじっと耐える姿はどれもキュンキュンしました🥰💕
ラストは春を迎えます。それまでの重い雰囲気を吹き飛ばすように春の花🌼が咲き誇っていたのが印象的でした。
