『アンナチュラル』を観たので、その流れで観てみた。
『アンナチュラル』の「UDIラボ」の面々と同様、今作の「第4機動捜査隊」の面々もそれぞれが魅力的で素直に応援したくなるキャラクターばかりだったのが良かった。
私は特に橋本じゅんが演じた陣馬耕平と水上恒司(当時は岡田健史名義)が演じた九重世人の師弟関係っぽいバディが大好きだ。
『アンナチュラル』のキャラクターがたびたびゲストとして登場するのも嬉しい仕掛け。
キャスティングに関しては、村上虹郎と菅田将暉の使い方が天才的。
村上虹郎が演じた香坂義孝も菅田将暉が演じた久住も当て書きのようにハマっていて、他の俳優が演じているのを想像できない。
とても面白くて人気があるのも納得の作品だったが、『アンナチュラル』と比較すると若干説教臭いというか思想が強い雰囲気が漂っている気はした。
特に#5「夢の島」では、日本で一生懸命に働く真面目な外国人の存在も日本に馴染む気のない不真面目な外国人の存在も身をもって知っている自分としては、可愛らしくカタコトの日本語を話す外国人の女性を泣かせて同情心を煽るばかりの演出には辟易としたし、問題を単純化しすぎていると感じた。
なので、脚本のバランス感覚という点では『アンナチュラル』のほうが優れていた印象。
『アンナチュラル』『MIU404』と観たら、次は『ラストマイル』を観に行くしかなさそう…
【2024.08.18.#1〜#3鑑賞】
【2024.08.19.#4鑑賞】
【2024.08.20.#5〜#6鑑賞】
【2024.08.21.#7〜#9鑑賞】
【2024.08.24.#10〜#11鑑賞】
【2024.08.25.レビュー投稿】
【2024.08.25.レビュー最終編集】