このレビューはネタバレを含みます
イドンウク見たくて視聴。
うーん、これは不倫モノで暗そうで、全然好みじゃないのは覚悟して見たけど、キツかった!
特に前半とラストはかなり辛く、見るのやめようかなと思ったけど、イドンウク見たさで完走。恋してるから?w 辛く苦しい恋の道⁉︎なのであった!w
それにしちゃスコア高めなのは、数々の突っ込みどころを上回るほど中盤のイドンウクが良いから!恋!w
2人の子供がいる主婦ヘジンが、北海道へ一人旅。死のうとしている彼女を助けた青年・ジュンスと恋に落ちるお話ですね。
あーどっから突っ込んで良いやら!まず、冒頭でイドンウク演じるジュンスが死んでるシーンから始まるんですよね。えー!何それー!冒頭から見る気削いでくるよね!感。
そして、北海道で自殺を試みるヒロイン。この時点で詳細は明かされないんだけど、理由は、夫が浮気していること、夫に捨てられるのが怖くて、夫に文句も言えない自分が嫌なこと、夫に愛された事が無いこと。
うん。辛いのはわからんでもないけど、それだけでいきなり死ぬ⁉︎ なんかもっと、人殺しちゃった、とか、姑に子供とられて虐げられてる、とか、ないのね?浮気だけ?鬱病?
子供の事考えて!慰謝料とって離婚しろー!という感想です。全く共感出来ないヒロインです。
で、出会った青年ジュンスが悲しげな彼女に付きまとい、2人は恋に落ちる、というか即寝てしまうんですね。
好き?なのか?なんだかジュンスもジュンスで陰があって、北海道に死んだ友達の死体を探しに来ていると言うし、謎行動が多くて情緒不安定な2人、です。濃厚ベッドシーンは見どころではありますが!w
これ、ハマってしまった2人がついに心中しちゃう系?まあ、そこまでがラブラブ濃厚ベッドシーンだらけだったら見届けたい!wとは思ったけど。
しかし、ジュンスには恋人らしきダエの存在が。ダエがヘジンの夫の浮気相手な事がわかります。えー!ジュンスはヘジンの夫に復讐するため妻に近付いた⁉︎ 本当に好きなのはダエ?人妻その気にさせといて?と思ってしまいガッカリ。
ところが、韓国に戻り再会した2人、ジュンスは、不倫彼氏と別れてジュンスの元に行こうとしていたダエを振り、ヘジンに告白。ジュンスに生きる希望を与えたのはヘジンで、ジュンスに初めて出来た愛する人がヘジンだった!事がわかります。
明るく健康的で天真爛漫なダエより、何でこのヒロイン好きなのかな、いつそんなに好きになった⁉︎とは思った。なんか本当に心中しちゃいそうな情緒不安定な2人。お互い闇を受け入れてくれた共依存関係?
そしてヘジンは夫に、好きな人が出来た事、夫の浮気を知っている事を伝えます。離婚する気が無い夫は、お互い好きに付き合えばいい、離婚はしない、と言います。えっ、そうなんだ。それで良くない⁉︎ 万事解決!とか思ってしまったw
もちろんそんな事はしないヘジンは、離婚しようと一人家を出る。子供の事しか考えられない、とジュンスを拒絶するが、その情熱的なアプローチに惹かれてしまう。
ここ!中盤のここが超見どころ!でしたw
というわけで素敵シーン&セリフ!
第9話 会う事を拒むヘジンにジュンスが告白する
ジュンス「好きなんです」(中略)
ジュンス「ここで初めて出会ったとしても
僕は同じ行動をした
何と言われようと気持ちは変わらない
僕の目を 見てください」(中略)
ジュンス「待ってます
合図をくれれば いつでも駆けつける」
夫とデキ婚で愛された事が無いヘジンは人生で初めて告白された事に心を動かされてしまう。こっこれは陥落やむ無し⁉︎
第14話 殴られてケガをしたジュンスがヘジンに雨の中会いに来る
ジュンス「諦めるべきですか?
僕たちの関係は思い出に?(中略)
小樽の大雪に心を惑わされたの?
他の場所で出会ってたら今は赤の他人かも そうなの?
たった今出会ったことにしよう
僕の心は変わらない
空港で泣いてたあなたを見ていなくても
あなたの悲しみがわかる
もう逃げません あなたを守ります
僕が生きている限り」(中略)
ジュンス「来る途中に ずっと考えてた
雨が降ってる 雨や雪が好きな人だから
窓から外を見てるかも
僕を見つけられなくてもいい
その姿さえ見られればいいと」
(帰ろうとして思い直し、嫌がるヘジンに無理矢理キスをするジュンス)
家族と住んでる自宅に割と頻繁に来るジュンスはどうなんだろうか、という気もするものの、このジュンスの情熱!頭がクラクラする!
第15話 ヘジンの借りた部屋を花で飾り、帰宅したヘジンにキスするジュンス
(ジュンスのキスをヘジンは拒絶する)
ジュンス「どうして?待ってたんです
あなたの合図を(中略)
人に出会って愛するのに
準備が必要ですか?
待てと言うなら待ちます
でも逃げる理由が欲しいならそう言って」
ヘジン「そう言えば私を諦める?
そうするの?」
ジュンス「…いいえ」
ジュンスを拒絶し続けるヘジン、この後最低夫から嫌がらせ電話を受け、ついにジュンスに陥落してしまうわけですね!
第16話 食事した帰りにキスする2人
(ヘジンを壁に押し付け、手でヘジンの口を塞ぐジュンス)
ジュンス「我慢できません ずっと我慢してた」
ヘジン「何を?」
(ヘジンにキスするジュンス)
(嫌がるヘジン)
ジュンス「誰もいないから大丈夫だ
もし見られても誰も気にしませんよ」
ヘジン「そういう問題では…」
ジュンス「堅苦しいおばさんだ」
ヘジン「おばさん?」
ジュンス「じゃあ何て呼べば?ヘジンさん?」
(ヘジンの肩に手を回すジュンス)
ジュンス「せっかくだからヘジンって呼ぼうかな」
(笑うヘジンにもう一度キスするジュンス)
(今度はキスを受け入れるヘジン)
ジュンス「一生…言わないつもりだった」
ヘジン「何を?」
ジュンス「てれるから」
ヘジン「だから何よ?」
ジュンス「愛してます
死ぬまでずっと…愛してます」
(ヘジンを抱き締めるジュンス)
キャー!キスシーンたくさんあるけど、ここが一番良かった!熱烈一途な年下のイドンウク…道を踏み外すしかないw 無理!抗えない!w
第17話 ヘジンの家から帰ろうとするジュンス
ジュンス「一緒に暮らそう
少しでも離れたくない
おとなしくしてるから」
(そっと頷くヘジンに抱きつくジュンス)
ジュンス「帰れと言わないで
少しだけ 少しだけこのままでいたい」
抗える女、この世にいるのかな?イケメン恐るべし!w
第18話 ヘジンの夫に彼女への愛を伝えるジュンス
ジュンス「彼女を一番愛しているのは僕です 彼女さえいれば世界が滅びてもいい
地獄に落ちても 彼女さえいれば幸せだ」
キャー!これもう、仕事より君が大切とか、そういうレベルじゃない!w
第18話 ヘジンの夫と言い合った後ヘジンの家に戻るジュンス
ヘジン「追って来たけどいなかった」
(話しているヘジンの口を塞ぐようにキスする)
ジュンス「愛してます
世界に公開してもいい
(空に向かって叫ぶ)ヘジンを愛してる!」
(もう一度キスする)
このキスシーンも良き!いやーまあ、冷静になると、殺人犯(疑い)の無職、ですよねw 大変そうだけど、年下イケメンにこんなセリフ吐かれた日にゃーもう!
「その時、人生が崩壊する音が聴こえた」って何の漫画のセリフだったかな。思い出したw
はい、そしてすっかりジュンスに陥落してしまった視聴者を奈落の底に突き落とす、考えられる限り最悪!なラストを迎えます!
会長に命を狙われるジュンスはヘジンに被害が及ぶ事を恐れ別れを決意。そして死ぬ事を決意する。
ヘジンはジュンスの嘘を見抜き、死を決意しているジュンスを必死に説得するが、ジュンスの決意はひるまずマンションから飛び降りた。
酷い!酷すぎる!まあ、彼女に迷惑かけたくない、って愛してるけど別れる、までは良いけども。死ぬなー!全く理由が納得出来ないから悲しくもなれない。人殺しだから?
人殺しでもいいってヘジンは言ってるし!前から殺したと思ってたなら、必死で口説いてたのは何だったのか。説得諦めるヘジンも、何で⁉︎ 普通に救急車呼べー!
まあ、不倫モノでハッピーエンドは無し、って事にしたのならそれはいいけど、ヘジンの説得に折れて愛し合う2人で駆け落ちしようとしたら、会長に殺された、じゃダメだったのかな。何だろうこの脚本。太宰の影響⁉︎(途中で話に登場してた)
というわけで、全然納得出来ないラストは怒りが沸く程でした。このドラマから得た教訓、既婚者はイケメンにヒッチハイクされても乗せないこと。あと情緒不安定な男は止めること!
でも中盤の情熱一途なジュンス、やっぱり好きになってしまい、恋煩いで辛いw 罪な男でしたw