このレビューはネタバレを含みます
坂元さんの脚本はいつも死が近くにあるなあ。だから主人公たちと共に生きていこうとも思える。
中世古が、家族含め結局どうなったのか気になるところだけど、ハリカちゃんと彦星くんはずっと友達でいて欲しいなと思う。
主演4人のやり取りに坂元さんらしい偏屈な目線の言葉選びが挟まっていて、所々クスッとできるところもあるけど、基本地味なテンポで進む会話劇だったり狭い世界での話なので中だるみしてしまった。
最後のハリカちゃんの一人暮らししたいという決断は、帰れる場所があるから(できたから)安心して一人になりたいと思えるんだなと恵まれた自分の環境を重ねて考えた。