明蘭~才媛の春~の48の情報・感想・評価

エピソード48
第48話
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tanzi

tanzi

見応えのある回。 まさかこのお兄ちゃんにしんみりさせられるとは思ってもなかったよ。 命が尽きると知り、兄は長計してきた事を行動に移す。 その為に、顧家の人々と義母の面子を潰す事も厭わない。 父親の遺言を聞いて、あらためて顧家の面々へ怒りが湧いてきますな。こんな大事なことを皆してずっと隠してたんかい!残酷すぎるやろ!誰がお前らの息子なんか助けてやるか! 特に手のひらをあの様に返した秦夫人な。 兄 廷煜は顧家の事を実は何もかも分かっていたし弟廷燁の優れた面も理解できていながら、あれほどに一族と一緒に弟を虐げたのは何故だろう。 病弱ゆえの弟への嫉妬がそうさせたのか、妻子の安寧のため勇気を持てず形勢を見たんか? 廷燁は、母と自分を虐げてきた顧家への恨みで一杯で、侯爵家としての顧家がなくなることをずっと望んですらいた。 けれど兄は侯爵家を守らねばならなかった父のこと、その意味を諭す。 「白と名乗ったところで皆には分かっていたはず。お前に命を預けた兵達は“顧家“の名に命を預けたのだ」 それは次期当主への彼なりの精一杯の激励だったのかもしれない。 実はあの厳しい父親に最も似ていたのはこの顧廷煜やったんかな。君らのその好意の徹底した隠し方には恐れ入るし。 そして、最後の願いとして彼は妻子の安寧を廷燁に託した。 この男を赦せるか? 兄から妻子を頼まれて逡巡する一瞬に、心配で近くで佇む明蘭のショットを入れたのはとても良かった。 彼女ならどうする? 妻に誇れる自分でいたい。 廷燁にそんな気持ちが湧いたのではないでしょうか。 それは"誰かと生きる"大きな理由だったりするのかもしれないし、ある種夫婦としての理想でもあるなぁ、と。
しみ

しみ

今更ながら、こんな役してたらそりゃ結婚もするよなと思った
らき

らき

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