明蘭~才媛の春~の57の情報・感想・評価

エピソード57
第57話
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tanzi

tanzi

あーあとうとう皇帝派の切り崩しにまで発展しちゃったな…。 確かに禹州の実直な田舎者では太刀打ちできないよね。筋金入り宗室の陰険なやり口。 皇帝の実父をなんと呼ぶか問題に始まり、皇太后の署名と印付きの令旨を巡って朝廷は分断。やり方が陰湿なんだよ。とうとう元若は自ら申し出て罷免されることに。皇太后にとっては元若なんて駒のひとつにすぎないんやね(涙)。 このシリアスな朝議場面で、どっちにつけばいいのか困惑顔の盛絋が面白い。長柏哥哥に「動くな」と合図を送られ、それでも「どどどどうしたら…!?」と心臓バクバクさせてるあの顔 笑 このドラマ以降、本当によく見るようになった中の人劉鈞だけどコメディのセンスが抜群で、もっとこういったコミカルな役が見たいな。 明蘭は書容と顧廷煜の娘嫻に古い帳簿を使って差配勉強の指導。 この嫻ちゃんが聡明でね。さすがお父さんが遺言を託しただけあるわ。 己の人生を生きるために、秦太夫人の悪巧みに乗らないよう母親を諌めるだけの才がある。なーんて頼もしい。 朝廷では皇帝が塩税不正の調査に着手することを決定。 しかしいざとなれば誰も行こうとしないところに、この不正に高官の多くや身分の高いの者が関わってることが伺い知れる。 その腐敗を是正しようとする事への反発は激しくて、わー、現代でもあるやんかこんな同様の構図。 日頃「民のため」とか口先ばっかで、本音は国の財政なんかより私利私欲のみ。腐っとるね。 が、その巡察団に選抜された沈将軍が身内の不祥事の罪を弾劾されてしまう。 今回は妓楼広雲台のシーンが素敵だった。 このドラマは清明上河図さながらの開封の大通りの再現が話題になったけど、街並みだけでなくそこで動き回るモブエキストラの数と質が本当に高いといつも感心する。 同様に、この妓楼でもたくさんの人物が生き生きと動いていて見ていてとても楽しかった。 そこでNo. 1の魏行首相手に妻明蘭の惚気を語る廷燁。ここでそんな客は珍しいんだろう、呆れ顔されとるやん。 が、今度は禹州出身の軍人で仲間の段成氷が嵌められた。 皇太后が朝廷にいる田舎者を追い詰めてることはよく分かるけど、この人はこの先一体どうしたいんだろう。
らき

らき

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