明蘭~才媛の春~の61の情報・感想・評価

エピソード61
第61話
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tanzi

tanzi

このドラマは1話ごとの内容が濃すぎる。 最初から鄒氏に皇太后の命による平手打ちに驚き。そして鄒家と国舅沈将軍のアホぶりにも。 皇太后の策略にまんまハマった鄒氏騒動。 朝廷が分断されてしまった今、ここをうまく収めないと旧臣だけでなく多くの臣心が離れて陛下は孤立無縁になってしまう。 どう収拾するのかと思えば、明蘭の言葉を真摯に受け取った皇后は“沈氏として“英国公に詫びの印として冠から大玉の真珠を外して贈り、白装束で陛下に陳謝。 そして陛下とともに皇太后に謝罪することで収めた。 あんな劉貴妃なんかより余程できた皇后やないの。 そしてドラマでこんな聞き分けの良い皇帝と皇后は初めて見たそれも驚き。 沈妹も鄒氏のやった事は分かってるでしょうけど、そこは皇后の身代わりで非業の死を遂げた義姉への贖罪の気持ちや情の方が勝るのでしょうね。 大局など見ることをしてこなかったため私事と国事の判断ができない。 それは夫沈従興も同じ。 鄒家はそこにつけ込んでる。 明蘭は沈兄妹を説得するために、前妻との子の将来のことを話す。子のため長計するなら、側妻ではなく正妻の張氏が育てるべきで、でないと女子は名家に嫁ぐ事が出来ない。 情も時には身を滅ぼす弱点になる。 国政の中心人物ともなれば親族隅々にまで適応力を求められ伴う責任は重い。 鄒家はその器ではなかったし、沈家もまた然り。 やれやれ一件落着か、と思ったところに今度は おばあさま…… あかんあかんあかんよ。 早く良くなっていただかねば。 すかさず太医に泊まってもらえるようお願いする明蘭。 寝ずの看病も父親になど任せられない事は百も承知。 隙がない。 いかにも「大袈裟な」と言いたげな王若弗にイラッとするぞ。
らき

らき

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