明蘭~才媛の春~の70の情報・感想・評価

エピソード70
第70話
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tanzi

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最悪の事態ですが、凶悪な人達が出ないだけでほんの少し息がつける感じ。 明蘭の元へしかも黒装束で駆けつけようとする元若。 ああん、また。と思ってたら、うまく姑を誤魔化してくれたうえ一緒に澄園に向かってくれた申和珍。 できたお人やないの。 ピュアピュアな元若は相変わらず「私に任せろ」「必ずなんとかする」と熱血ぶりを発揮。その気持ちに嘘はないけどできたためし(略) そこへ妻が「同じことを繰り返しても意味がない。情に訴えるのではなく、新しい証拠が必要」と的確なアドバイスを。なんという逸材! その聡明な横顔に眼を見張る元若の顔に笑ってしまう。 君、頭のいい人が好きやったんや。 衝撃の展開でアワアワしてたら、エンジェル長柏哥哥が和ませてくれた。 逃亡するため従者に袋をかぶせ手にした(ジャッキー)椅子で殴れず、逡巡の末紐で縛り上げ部屋をでる。 が、秒で大勢に担がれて戻ってくるシーンは名場面。 思わず二哥〜💕って声出して笑ってしまった。 長柏哥哥大天使!可愛い!悶絶! 一転、父に祠堂で棒打ちされてもなお信念を叫ぶ彼の覚悟は胸を熱くさせる。 「忠孝礼節」里見八犬伝やありません、論語っす。 盛絋も辛いよな。親の立場としては分からなくもない。 「あの康夫人ごときに盛家が滅ぼされてもいいのか!?」 盛絋だって血ヘド吐きそうなくらい悔しいだろう。 「先帝の詔を命をかけ陛下にお届けしたのは私です!まだ褒美をもらっていません!」 変装してまで皇后のもとへたどり着いた必死の明蘭の叫びには胸が締め付けられた。 なのに、呑気に桓王と碁を打つ顧廷燁。その話を聞き小学生みたいにはしゃぎ散らかす。喰いつくのそこかよ!? この温度差をどう理解すれば良いか私の頭は大混乱。 本家からは王若弗がお忍びで帰ってきた。 自分のしでかした罪の大きさをやっと自覚できたのだろう、「子供を第一に」と持ち前の善性を惜しみなく明蘭に注ぐのに、初めて彼女がこの庶子を心から心配しているのが見とれた。 それまで若弗を「奥様」としか呼ばなかった明蘭も「母上」と話しかける。 地味だけど、大事なシークエンス。 やっとのことで廷燁に面会できた明蘭。 ここは今作の特徴である「何かをしながら会話する」のを遺憾なく発揮。 ぴったり寄り添って話すでなし大袈裟に泣いてみせるでなし、実に自然で夫婦らしい。 が内容は「離縁するしない」と穏便でない。 しかも離縁したらもう復縁はしない、と妻は宣言。しかも出てきた名前が賀弘文やし。廷燁も彼女の本気に折れるしかない。 一家団欒の団、息子の名を聞いて涙を流しながらご飯を食べる姿には明蘭からの愛を心から感じてることが伝わってくる。 なりたかった夫婦に2人はもうなってますやんね…。
らき

らき

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