このレビューはネタバレを含みます
連続突き飛ばし事件をめぐってサスペンスのシリアス感とリーガル要素があるラブコメが絶妙のバランスで楽しかった。
阿部サダヲだから当然コメディ風味だとは思っていたが、、
それにしても冒頭の松たか子とのレストランでの会話、、最高に笑える、、もう掛け合い漫才やん!
この二人の「会話劇」、滑稽を通り越して、何と言えば良いか、凄まじい!
よくもまあ、こんなにペラペラ、相手の悪口を思いつくなあと思うほど、超早口で憎まれ口をたたき合う
この勝負、松たか子に軍配!
松たか子が最高! 萌~~てなるほど、素敵というか可愛いというか
元恋人同士の二人は別れて13年でも奇妙な関係、腐れ縁とでも言うか、プライベート以外でも
検事(阿部サダヲ)と弁護士(松たか子)という立場で仕事上でも出会う事があり可笑しな関係が続く、対峙する。
事件の方は、ちょっと切ない、、、小さなどんでん返しもあって楽しめる。
優秀な弁護士vs優秀な検事 というより
二人の罵り合い!のような楽しい会話と可笑しな関係。
何度も言うけど、松たか子がいい~最高にいい演技~汚い言葉も良く似合う、可愛いくらい。
「君は、スイッチが入っちゃうから」って、そこからタイトルか?!
スイッチが入った円(松たか子)を野放しにしちゃだめ、
駒月(阿部サダヲ)が傍にいて円をどうどうしないと、何するかわからん、悪人殺しかねない。
張り合う二人は本当は気が合ってるようだから
お互い新しい恋人を紹介し合うの変だからやめて、やり直せばいいのに。
紹介し合った恋人同士がなんかお似合いで、この二人で結婚して
駒月さんと円がもう一度やり直し結婚で、めでたしめでたしなんだけどなあ思った。
二人の会話と腐れ縁の面白さにつきるドラマだった。
何度観ても笑える、、面白い、、通して2回、冒頭の部分は3回以上は観た。
また観たくなる。