やーーーっと観終わった、という感想。長かった。同じアメリカンクライムストーリーのヴェルサーチ事件編が過去に戻る描き方でとても良かったので、こちらもそうかと期待して観たら全く違った。O・J・シンプソンが逮捕されるところから保釈されるまでが淡々と描かれていた。
何度も書いているようにイケメンがいないと観る気をなくす私だけれど、この作品はハリウッドの作品にバンバン出演している豪華キャストのオンパレードで、おじさんばかりだったけど凄く良かった。
ジョン・トラボルタ最高だったなぁ。イケイケのおじさんが段々哀れみの的になっていくところとか、上手すぎて演技なのか分からなくなった。
この作品は後になってOJが自分が殺したと捉えられる発言をしているところを見ても、無罪になったこと自体がとても闇深いと思う。陪審員制度について考えさせられた。ご遺族の気持ちを考えると本当にいたたまれない。保釈を祝って盛大に開かれたパーティーの席でひとりぼっちになるOJの姿を見て心の底からスカッとした。
