このレビューはネタバレを含みます
会話のフリオチや淡々としたストーリー展開はバカリズム脚本の一丁目一番地といったところで面白かった。
特に、完全犯罪を「苺フェア」と称し、殺人セットの買い出しのテンションもBBQの前の買い出しの雰囲気であべこべ。
服装も仕事着で詰めが甘く、みっちゃん(バカリズム)が室岡にキレるのもまるで計画性がないというシーンからわかるように、まるで緊張感がなく、そのことで逆に視聴者に緊張感を持たせるという建付けになっている。
しかし、よくあるサスペンスにないシーンをふんだんに盛り込むと面白いのではとのことで、そのようなシーンは多く面白いが、結末なども踏まえるとよくあるサスペンスといった感じになってしまった印象もある。